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【悲報】日本代表は攻撃的3バックなのにボール保持できない問題…
506: 名無し@サポーター 2024/10/13(日) 15:00:59.34
サッカー日本代表は攻撃的3バックなのにボール保持できない? サウジアラビア戦完封も気になるデータ
(中山淳/サッカーライター、元ワールドサッカーグラフィック編集長)
>そもそも攻撃的3バックを採用する最大の目的は、敵陣に相手を押し込んでボールを支配し、試合の主導権を握り続けるためであり、
仮に勝ち点1でもよしとするような戦いを望むなら、両WBにアタッカーを配置する選択はあり得ないだろう。
つまり、この試合では日本が意図したのとは異なる現象が、試合を通して続いていたことになる。
サッカーはポゼッションで勝敗が決まるわけではないので結果には必ずしも反映されないが、意図しない展開が続いた点は課題として捉える必要がある。
(中略)
>【中盤のデュエルで負けているデータ】
もうひとつ、日本がボールを支配できなかった要因として、サウジアラビアが巧なパス交換とドリブルに加え、
球際の強さによって日本のボール奪取を回避し、日本陣内に進入することができた点も挙げられる。
選手のクオリティと言ってしまえばそれまでだが、とりわけ中盤での五分五分のデュエルで日本の選手を上回っていたことが形勢を有利にし、
逆に日本は最終ライン以外でボールを落ち着いてキープできなかった。
たとえば日本の場合、ボールキープの肝となるのはチームのへそに位置する遠藤と守田になるが、この試合では遠藤がデュエルで負けた回数がチーム最多の8回を記録。
続いて多かったのが、堂安の7回、守田と三笘の5回。
サウジアラビアの中盤3人がいずれも3回だったことと比べても、中盤での劣勢ぶりがうかがえる。