安養市を訪問した日本の専門家は、郡山女子大学の亀田明美教授、桜の聖母短期大学の土屋久美教授、名古屋各院大学の菊池八穂子教授、韓国草の根塾の田中博代表である。
日本国内では最近、有機農業の食材を使用したエコ給食に関する議論が活発な中、この日の訪問団は韓国の先進学校給食システムを研究しようと、安養市庁や(財)安養・クンポ(軍浦)・ウィワン(儀旺)・クァチョン(果川)共同給食支援センター、安養市のミンベク(民伯)小学校を訪問した。
訪問団は共同給食センターを訪問し、センターの沿革や官民ガバナンスの構築過程および役割などに関する説明を聞き、民伯小学校では学校給食を試食した。また、給食の運営状況を見学し、栄養士などの関係者と懇談会を行なった。
さらに、安養市庁を訪問して安養市長・副市長などと歓談を交わし、”安養型エコ無償学校給食”の政策や運営現況などの紹介を受けた。
訪問団は「日本では、学校の給食費は保護者が負担するのが一般的だ」とし「全面無償給食を施行することも驚きだが、生徒たちに健康な献立てを提供するため、エコな食材まで支援する安養市の推進力には驚いた」と語った。
安養市のチェ・デホ市長は「安養市のエコ無償学校給食システムに大きな関心をもってくだり、ありがたく思う」とし「きょうのこの場が、両国がエコ無償学校給食を共に話し合い発展するきっかけになることを願う」と語った。