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女子W杯・準々決勝 なでしこジャパン1点届かず敗退 PK失敗、終盤の猛追及ばず…VARにも泣く 強豪スウェーデンに敗れ4強逃す
【オークランド(ニュージーランド)11日=田中孝憲】2大会ぶりの4強入りを目指すなでしこジャパンだったが、スウェーデンに1―2で破れ今大会が終了した。
2021年東京五輪決勝トーナメント1回戦で敗れた因縁の相手との一戦は、スタメンの左ウィングバックを変更。遠藤純に代わり杉田妃和が入った。
試合は前半からスウェーデンがボールを支配。細かいパスをつないで日本ゴールを脅かした。粘り強い守備で耐えていた日本だったが、前半32分に先制点を献上する。相手FKから自陣ゴール前で混戦となり、最後はDFイレステットが右足でネットを揺らした。
今大会初めてビハインドの展開となった日本。後半開始と同時に遠藤を投入したが、同6分にPKを与えてしまい追加点を許した。同18分、MF藤野あおばがこの日チーム最初のシュートを放つと流れはなでしこに。以降も好機を作ると、同29分には途中出場のFW植木理子がドリブルで仕掛けてPKを獲得した。
決めれば1点差に追い上げることができる場面で、自らキッカーを務めた植木は右足を強振。しかしボールはゴールバーを直撃し、背番号9は頭を抱えた。後半42分に途中出場のMF林穂之香のゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。
今大会は1次リーグで格上のスペインに完勝するなど3連勝。決勝トーナメント1回戦でもノルウェーに快勝し、4年前の前回大会を超える好調ぶりだったが世界一には届かなかった。
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