エンゼルスがヤンキースに２連勝で勝率５割復帰　大谷翔平は初の４戦連発ならずも適時三塁打で貢献

◆米大リーグ　エンゼルス５―１ヤンキース（１８日・アナハイム＝エンゼル・スタジアム）

【写真】この一打が効いた！大谷のタイムリー三塁打

　エンゼルス・大谷翔平投手（２９）が１８日（日本時間１９日）、本拠地・ヤンキース戦に「２番・指名打者」でフル出場し、３打数１安打１打点、２三振、１四球だった。チームはヤンキースに２連勝で、４８勝４８敗となり、勝率５割に６試合ぶりに復帰した。

　大谷は３打席目まで、６月２８日（同２９日）の本拠地・アスレチックス戦で完全試合を達成した先発右腕・ヘルマンと対戦。初回無死一塁の１打席目は、３球連続空振りで三振に倒れた。２―１で１点リード、３回無死一、二塁の２打席目は、フルカウントから四球を選んで満塁にチャンスを広げ、相手バッテリーの暴投による追加点につなげた。

　３―１で２点リードの５回１死一塁の３打席目には、強烈な当たりの適時三塁打で７試合連続安打、４試合連続打点をマーク。打球速度１１０・５マイル（約１７７・８キロ）の痛烈な打球をはじき返し、メジャー全体で単独トップの今季７本目の三塁打とした。４点リードの７回２死走者なしの４打席目は、２番手右腕・アブレイユと対戦し、フルカウントから内角低めのシンカーを見送ったが、ストライク判定で見逃し三振。日本人初となる４試合連続本塁打が期待されたが、３６号は出なかった。

　チームは初回１死一塁で、モニアクの１１号２ランで先制。３回に１点を追加すると、５回にも大谷の適時三塁打などで２点を追加した。投げては先発・サンドバルが、８回途中９９球で２安打１失点、７奪三振と好投。投打がかみ合って快勝し、勝率を５割に戻した。

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