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ウィザーズの連勝が4でストップ 八村塁は今季12回目の2ケタ得点 先発平均年齢22歳のサンダーに苦杯
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東地区全体5位のウィザーズは16日、地元ワシントンDCでサンダーに120―121(前半67―54)で競り負けて8勝7敗。同点8回、勝ち越し12回を数えた第4Qの接戦(33―32)を制することができず、残り6・1秒にブラドリー・ビール(29)のジャンプシュートで120―118とリードしたものの、残り1・9秒、この日42得点を稼いだシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)に3点シュートを決められて敗れた。
最大15点をリードしながら、ホームの連勝も3でストップ。ブクリスタプス・ポルジンギス(27)がチーム最多の27得点挙げ、6試合ぶりに復帰したビールも第4Qの15得点を含む25得点を稼いだものの、最後までギルジャスアレクザンダーの個人技を抑え込むことができなかった。。
チームの3点シュートの成功は34本中17本で、前半での成功14本(試投20本)はチーム新記録、成功率70・0%は今季のリーグ最高となった。試合全体での成功率は今季最高の50・0%となって3試合連続で40%以上。しかしターンオーバー19回を数え、ここから26失点を喫して序盤でのリードを守り切れなかった。
13日のグリズリーズ戦で3得点に終わっていた八村塁(24)は18分の出場でフィールドゴール(FG)を8本中6本成功させて14得点と1リバウンド、2アシスト、3スティール。33―18で迎えた第1Qの9分10秒からコートに登場し、コートに入ってから46秒後、左サイドからキャッチ&シュートによるジャンパーを決めてこれが初得点となった。第2Qに入ると左のコーナーから2本の3点シュートを成功。このクオーターの6分29秒、カイル・クーズマ(27)のパスを受けてゴール下でシュートをねじ込んだ段階で10得点目となった。
八村の2ケタ得点は今季12回目で複数の3点シュートを決めたのは3回目。3スティールは過去4回マークしている自己記録に並んだ。15試合を消化した時点での今季平均は11・5得点(昨季11・3)、4・6リバウンド(同3・8)。シュートの成功率はFGが47・6%(同49・1%)、3点シュートが33・3%(同44・7%)、フリースローは72・4%(同69・7%)となっている。
先発平均年齢が22・0歳だったサンダー(ウィザーズは26・2歳)は7勝8敗。リーグ5位の31・5得点を挙げていたアレクザンダー(24)がウィザーズのディフェンダーを次々に振り切って流れを変え、ペイント内のチームスコアは50―42とウィザーズを上回った。さらに3点シュートも31本中16本を成功。成功率(51・6%)もウィザーズを上回った。
なおウィザーズは18日にワシントンDCでヒートと顔を合わせるが、今後の4試合のうち3試合がヒートとの対戦となっている。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場2分50秒=2得点)
(1)9分56秒・左サイドからキャッチ&シュートのジャンパー=○(アシスト・バートン)
(2)10分44秒・左サイドからドライブでバックドアにターンして左手でレイアップ=×
▼第2Q(出場8分50秒=8得点)
(3)3分36秒・左サイドから3点シュート=×
(4)4分21秒・左サイドから3点シュート=○(アシスト・クーズマ)
(5)5分29秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・ビール)
(6)6分29秒・ゴール下でシュート=○(アシスト・クーズマ)
▼第3Q(出場3分7秒=2得点
(7)9分20秒=左サイドでステップバックからジャンプシュート=○(アシスト・バートン)
▼第4Q(出場2分55秒=2得点)
(8)25秒・右エルボー付近でプルアップでジャンプシュート=○
<ウィザーズ今季のホーム成績>
▼10月21日=○102―100ブルズ
▼10月25日=○120―99ピストンズ
▼10月29日=●117―127ペイサーズ
▼10月31日=●111―118 76ers
▼11月4日=●86―128ネッツ
▼11月10日=○113―105マーベリクス
▼11月12日=○121―112ジャズ
▼11月13日=○102―92グリズリーズ
▼11月16日=●120―121サンダー