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今日1月25日は『日本最低気温の日』
1858年(安政4年12月11日) – 陸奥盛岡藩の大島高任が、釜石で日本初の近代高炉を建設する。 1879年 – 大阪の朝日新聞社が『朝日新聞』を創刊。 1890年 – ネリー・ブライが72日間での世界一周を達成。 1902年 – 北海道旭川市で最低気温マイナス41℃を観測。日本における公式の最低気温の記録。 1904年
39キロバイト (4,450 語) – 2022年1月24日 (月) 13:45
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1902年(明治35年)1月25日、北海道上川地方旭川市で日本の気象観測史上の最低気温であるマイナス41.0℃を記録した。
これが日本の最低気温である。 1978年(昭和53年)2月17日に北海道の幌加内町母子里(ほろかないちょうもしり)の北大演習林でマイナス41.2℃を記録したが、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、公式では上記の旭川市の記録が最低気温となっている。
2月17日は記念日として「天使の囁きの日」となっている。
また、富士山頂の最低気温としては、1981年(昭和56年)2月27日にマイナス38.0℃を記録している。
年間平均気温(1981~2010年)は富士山頂がマイナス6.2℃、旭川市が6.9℃で、富士山頂のほうが13.1℃も低い。
年間平均気温で見ると富士山頂が日本で最も寒い場所と言える。
因みに、世界の最低気温の記録は1983年(昭和58年)7月21日に南極大陸のロシア・ヴォストーク基地で観測されたマイナス89.2℃であった。
その後、記録が更新され、2010年(平成22年)8月10日に南極大陸の東部のドームA付近でマイナス93.2℃を観測し、これが世界の最低気温となっている。
2021年(令和3年)1月時点で、「日本最高気温の日」は7月23日(埼玉県熊谷市・2018年)と8月17日(静岡県浜松市・2020年)となっている。
その最高気温は41.1℃である。