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井上尚弥、米メディア最新PFP 2位後退 ヘビー級4団体統一ウシク1位浮上「事実上ボクシングを完全制覇」
同メディア「ボクシング界パウンド・フォー・パウンド最高の12選手:ウシク、イノウエ、クロフォードが名を連ねる神話的ランキング」と題し、無敗の2階級4団体統一王者が上位に並び立つ最新PFPを発表し、3位だったウシクを1位、1位だった井上を2位とした。2位だったテレンス・クロフォード(米国)も3位に後退した。
記事では「世界ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシクがPFP最強だと言うのは、この時期のリヤドがとても暑いと言うのと同じようなことだ」とフューリー戦が行われた開催地にかけ、文句なしの1位と説明。「事実上、ウシクはボクシングを完全制覇した。2012年ロンドン五輪王者の俊敏で知的なサウスポーは、プロキャリアでも同じく成功した。そして、PFPのスーパースターの定義そのものである」と手放しで絶賛した。
体格差がありながら、9回にラッシュからダウンを奪取。記事では「身長とリーチの大きな差があったにもかかわらず、ウシクは魅惑のヘビー級の真の王者が自分だと証明した」と試合内容も評価した。
PFPを巡っては井上が6日にルイス・ネリ(メキシコ)を破り、多くのメディアで1位に君臨していたクロフォードとどちらが1位に相応しいか、各メディアで議論が勃発。世界で最も権威のある専門誌「ザ・リング」は井上を上昇させ、1位に位置付けた。「スポルティング・ニュース」もそのひとつだったが、ウシクの快挙を受け、入れ替えた形だ。ここから各メディアが続々と最新PFPを発表していくとみられ、ボクシングファンの注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)