自由席は一般的に乗車が早い人から順に座って行くため、席の確保のために早くから並んで待つ方も多いのではないでしょうか。
自由席は埋まってしまえば座ることはできません。
しかし、自身が座っているときに子連れの乗客に「席を譲ってください」と頼まれたときには、譲らなければならないのでしょうか。
【中略】
●確保した自由席を譲るよう頼まれることは不愉快に感じる人が多い可能性がある
長時間並んで確保した自由席であれば、譲ってくれと頼まれることを不愉快に感じる人は多いと考えられます。
なぜなら、一般的に自由席は先着順で座るものだからです。
混雑しているシーズンであれば、かなり長時間並んでやっと座れるというケースもあります。
そうして確保した席を、簡単に譲りたくないと考えるのは普通のことといってよいでしょう。
指定席が空いているときは、自由席から指定席へ変更できる可能性があります。
「席を譲ってほしい」と言われたときの対処として、指定席への変更ができないか乗務員に聞いてみるよう促すとよいかもしれません。
●指定席に乗らないのは、子連れ特有の悩みがある可能性も
子連れの乗客が自由席を購入するのは、値段が安いといった以外の理由があるかもしれません。
例えば子どもがいると、出掛ける準備中に子どもが言うことを聞かず予定の時間に出発できないといったことも発生するでしょう。
そのような場合、指定席の発車時刻に乗車できない可能性を考え、自由席を購入するという人もいるかもしれません。