LASISA
女性の隣に座る男性は“下心”があるのか?
空席が複数ある電車内で、男性客が女性客の隣に座る――。この事象について、X(旧ツイッター)で論争が巻き起こっています。わざわざ隣を選んで座るのは“下心”があるからに違いないと主張する女性ユーザーたちと、どの席に座るのも自由で何ら問題ないと反論する男性ユーザーたち。それぞれの主張を追います。
今回の事の発端は2024年4月中旬、とある女性アカウントが特急列車の自由席に乗車中、ほかの席も複数空いている状況で自分の隣席に男性客が乗ってきたと投稿したこと。
女性は座席の足元に大きなキャリーケースを置いており、スペース的に余裕がないにも関わらず、男性が“わざわざ”隣に座ってきたとして、当該の二人が掛ける座席の撮影画像とともに「本当に男キモい」などとつぶやいていました。
これに対しては瞬く間に1万件以上の賛否が寄せられました。主に女性ユーザーたちからは、
「ほかに空席あるのに女性の隣に座ってくる男性はおかしい」
「痴漢されるのではないかと女性は警戒するから座らないでほしい」
「下心があると考えざるを得ない。盗撮被害に遭った女性もいる」
「私もなぜか隣に座られたことある。ほか空いてるからほか行ってくれよキモい」
「これまでイヤな経験をして過敏にならざるを得なかった女性の気持ちを察してほしい」
などと、過去の被害事例などを挙げながら男性側の配慮が足りないとの指摘が相次ぎました。それに対して主に男性ユーザーたちからは、
「自由席でどの席を座ろうが何ら問題ない」
「同じ料金を払ってなぜ女性だけ余計に配慮してもらえると思うのか」
「盗撮被害の恐れと言う以前に、投稿者の撮影した画像がすでに盗撮」
「指定席を予約してくれ。できないなら“公共”交通機関に乗る資格はない」
「痴漢や盗撮の加害者と一般の男性を一緒にするな。それこそ属性差別だ」