全米７冠の大谷翔平、今季初の３戦連発なるか　大人気の米国首都で「２番・ＤＨ」先発出場

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スポーツ報知

◆米大リーグ　ナショナルズ―ドジャース（２４日・米ワシントンＤＣ＝ナショナルズパーク）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が２４日（日本時間２５日・午前７時４５分開始予定）、敵地ナショナルズ戦に「２番・指名打者」で先発出場する。

　２３日（同２４日）の同戦では２点リードの９回先頭で今季２度目となる２戦連発の６号ソロを放ったが、衝撃の一発だった。Ｍ・バーンズの８５・６マイル（約１３８キロ）スプリットが浮いてきたところを見逃さず、およそ３・５秒で右翼２階席まで到達。今季の自己最長となる飛距離４５０フィート（約１３７メートル）。さらに、打球速度１１８・７マイル（約１９１キロ）は本塁打では自己最速を更新した。ＭＬＢ・ｃｏｍのサラ・ラングス記者は「１５年のスタットキャスト導入後、球団史上最速ホームラン」と伝え、球団情報を公式発信する「ドジャース　インサイダー」は今季のメジャー全体で最速の打球だったと認定。一気に３つの最速を塗り替えた。

　周囲も驚きを通り越して笑うしかなかった。ロバーツ監督「彼は『ちょっと詰まった』と言っていたけどね（笑い）。まるで稲妻が走ったようだった」と言えば、アウトマン「ばかげてるよ。巡航ミサイルのようだった（笑い）」とあきれ顔。ロハスは「信じられない。史上最高の選手」と称賛した。ナ軍戦は９試合目で初アーチとなり、これで打ったのは２６球団目。日本人では初めての“３０球団制覇”も見えてきた。

　ワシントンＤＣは今カードで初見参だが、スタメン発表時や打席に入った際には敵地とは思えない歓声が起きる大谷。この日まで打率３割６分４厘、３６安打、１１二塁打、６７塁打、１８長打、長打率６割７分７厘、ＯＰＳ１・１０７は両リーグ７冠。８試合連続安打、２１試合連続出塁も継続している。“無双状態”に入った大谷には今季初の３戦連発のにおいが漂う。

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