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代々木公園『LGBTQ+』イベントの過度すぎなショーに苦情殺到!運営の答えは!?
スポニチアネックス
今月20、21日に代々木公園(東京・渋谷)で開催されたイベント「東京レインボープライド2024」が、公式サイトを通じ、同イベントで物議を醸した「過度な露出」をした展示について声明を発表した。
同イベントは、LGBTQ当事者らが「『性』と『生』の多様性」を祝福するアジア最大級のLGBTQ+関連イベント。大手企業がスポンサーとして名を連ね、「変わるまで、あきらめない」をテーマに、性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく生きていくことができる社会の実現を訴えた。
イベントには歌手の大黒摩季や清水ミチコらがステージに上がり、大きな盛り上がりを見せていた。
このイベントに出店された一部のブース内で、過度に露出した男性が緊縛され、つるされるショーが展示された。
過激な演出は、ネット上で瞬く間に拡散された。同イベントはキッズスペースが設けられるなど、子供の参加も歓迎していただけに、「子供も来るイベントでこれは酷い」「代々木公園でこんなことしてるんですか?」「子供もいるような場所で半裸の男縛ってワイワイ喜んでるような物事の分別付かない連中に、同性婚認めろとか言われても申し訳ないけど受け入れ難いのは当たり前でしょ」「水着はアウトでこれは?」「代々木公園の公園内でこれがオッケーなのに、埼玉の公園内のプールの限定された参加者のみでのゾーニングされた水着撮影会には議員までが中止を求めてきて、かなり厳格なコードでのルール作りまでされてしまったのとあまりにバランス取れてない感はある」「性癖は自由だが大勢の人から通る公共の場で性癖解放するのは間違ってる」「昼日中から公衆の面前でこのような緊縛プレイを晒す行為のどこに意味があるのか分かりません」「代々木公園での変態緊縛ショーを『レインボープライド』や『LGBTQ』や『多様性』の名の元にスルーすんならこれから先もう二度と『人権』だの『性的搾取』だのの文脈で物を語るなよ」と物議を醸していた。
これらの声を受け、運営は「TRP2024における『過度な露出や過激な表現』のご指摘について」と題するお知らせを更新した。
公式の発表は以下の通り。
2024年4月19日~21日に代々木公園で開催いたしました「東京レインボープライド2024(以下、TRP2024)」プライドパレード&プライドフェスティバルにおいて、過度な露出や過激な表現があったのではないかとご指摘を受けております。
歴史を通して、LGBTQ+コミュニティは、過激に性的な存在であるというスティグマや差別と闘ってきました。その中で、偏見からの解放の形として、あえて性的にみえる表現や既存のジェンダーステレオタイプを利用して社会規範に挑戦し、ジェンダーと性の自由を提唱してきたこと、それに関してLGBTQ+コミュニティの中でもさまざまな意見や見解があるという背景を認識することは極めて重要だと考えています。
一方で、TRPの開催場所が公園や公道という非常に公共性の高い場所であること、また、昨今では特に未成年の参加者も多いことから、ブース出展やパレードの参加においてはTRPとして以下の規約を設けており、出展者・パレード参加者にはこの規約に同意の下ご参加いただいております。
【パレード規約】
・服装については、日中に繁華街を行進することを考慮した上で、自分らしさを表現してください。
・局部や下着が見えるなど過度な露出のある服装はお控えください。
【ブース出展規約】
・周囲に対して美観を損ねたり、風紀を乱す行為はお断りいたします。衛生上または風紀上の問題により、出展や販売を中止していただく場合が ありますので、予めご了承ください。
・18歳未満の未成年や様々なジェンダー・セクシュアリティの方が来場されます。販売物、配布物、掲示物などの表現内容については、配布・陳列方法を工夫するなどのご配慮をお願いいたします。
そのため、本イベント開催中に出展ブース内で過度な表現をしているというご連絡を受け、スタッフがすぐに現場へ駆けつけ、出展者にはやめていただくよう注意を行い、その後同じような表現がないようお約束をしていただきました。
これからも多様な誰もが参加できる場づくりを心がけ運営にあたってまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
NPO法人東京レインボープライド
https://news.yahoo.co.jp/articles/a16c7e2e8ae2c1ce645a13c7c8000a52de3d1fbc