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大手出版社が海賊版サイト「漫画村」の元運営者に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は約17億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
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「キングダム」や「ONE PIECE」などの人気漫画を無断で掲載されたとして2022年、大手出版社の「KADOKAWA」「集英社」「小学館」が海賊版サイト「漫画村」の元運営者を訴えた裁判。あわせて19億円あまりの賠償を求めていました。
東京地裁は18日の判決で元運営者について「許諾なく、不特定多数の利用者が無償で閲覧可能な状態にした」と指摘し、「漫画村」の元運営者に対し、約17億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
判決後、「漫画村」の元運営者が取材に応じました。
「漫画村」元運営者
「今回の判決は個人的に納得できないし、根拠を無視したものだと思っているのでまったく反省はしていないです」
――判決確定したら支払いのめどは?
「漫画村」元運営者
「一切払うつもりないです」
控訴を検討しているといいます。
一方、出版社側は…
原告3社代表
「日本発の巨大な海賊版サイトがなくなったという意味で非常に効果があったのではないか」
裁判を行ったことが、権利侵害に対する大きな抑止力につながったとしています。