梶谷隆幸、盟友・筒香嘉智の”巨人加入有力”に胸中を告白 自身の出場機会が減ることになりかねないが…受けて立つ構え

米大リーグ・ジャイアンツ傘下のマイナーを退団し、５年ぶりに日本球界復帰を決めた筒香嘉智外野手（３２）は巨人への加入が有力となっているが、梶谷隆幸外野手（３５）はＤｅＮＡ時代の盟友との５年ぶりの合体を歓迎している。

２００６年ドラフトで横浜（現ＤｅＮＡ）入りした梶谷と、０９年ドラフト１位で３歳違いの筒香は、若手時代に切磋琢磨した間柄。このほど筒香の巨人入りが有力となったが、「ぼくは知らないですよ！」と笑顔でかわしつつ、「彼の人間性をめちゃくちゃリスペクトしているので、また（一緒に）できるかもしれないのはうれしいですね」と胸中を明かした。

しかし、外野に強力なライバルが加われば、自身の出場機会が減ることになりかねない。梶谷は「『バリバリ被ってるやん』と思いながら。まあ、そういう世界なので」と受けて立つ構え。この関係性もチームを推進させるエネルギーとなりそうだ。

今季は開幕戦アーチに好守と最高のスタートを切った梶谷だが、左ひざを痛め３日から２軍調整中。この日はジャイアンツ球場でマシン打撃や軽めのランニングで汗を流し、「振るのは問題ない。走るのができてから上に行けるようになると思う。とにかくぶり返さないようにはしたいです。難しいとこですけどね」と慎重にペースを上げながら、盟友の合流を待ち望んでいる。　（片岡将）

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