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中国がTPP加入へ豪州に「積極的な支持」を要望 米国には対中追加関税への懸念表明
1: 昆虫図鑑 ★ 2024/02/27(火) 19:34:32.53 ID:ABaHL/i0
【北京=三塚聖平】中国商務省は27日、王文濤(おう・ぶんとう)商務相が26日にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで、オーストラリアのファレル貿易相と会談したと発表した。王氏は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への中国の加入について「積極的な支持」を要望した。
2021年にTPPへの加入を申請した中国に対し、オーストラリアや日本は経済的威圧などを理由に慎重な姿勢をとってきた。2022年に誕生したアルバニージー豪政権は最大の貿易相手国である中国との関係改善を進めており、中国側はTPP加入の支持を得ようとしている。
王氏は会談で、オーストラリアで中国企業が直面している問題について、「豪側が関心を持って積極的に解決を進めることを望む」と求めた。中国側によると、ファレル氏は中国企業の投資を歓迎し、対中輸出の拡大に期待を示した。
王氏は26日、米通商代表部(USTR)のタイ代表とも会談した。米国の対中追加関税や、経済貿易分野での台湾に関する問題で「厳正な懸念」を表明。アブダビで開幕した世界貿易機関(WTO)閣僚会議についても意見交換した。
中国商務省は26日発表の談話で、米国に対し「ここ数年『米国第一』を掲げてWTOの規則に背き、一方的な貿易上のいじめを行った」などと批判した。米大統領選でトランプ前大統領が返り咲き、中国からの輸入品に厳しい関税を課すといったリスクも意識されており、中国側は警戒を高めているとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bf01c987f7938a680b3023ec810f7070e728bd6