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【朝鮮人追悼碑】 撤去当然も…在日韓国人発行「統一日報」が報じる北朝鮮がらみの話 日本のマスコミはなぜ伝えないのか
ところで、日本のマスコミはなぜ、在日韓国人が発行する新聞「統一日報」などが報じる、北朝鮮絡みの話を伝えないのだろうか。
「陣中見舞い」などの名目で2517万円の収入があったのに、政治資金収支報告書には記載されておらず…党本部は議員を厳重注意処分とすることで…。
これは自民党の裏金問題ではない。2001年の参院選の話だ。記載漏れがあったのは、民主党所属で参院副議長だった角田義一氏。
同氏は現在、碑の撤去に反対する「記憶 反省 そして友好の追悼碑を守る会」(守る会)の共同代表。
いままた新たな訴訟を起こしている団体である。
記載漏れの中には、朝鮮総連系企業からの献金があったことも忘れてはならない。
韓国では「ハンギョレ」と「中央日報」が、この問題の報道にえらく熱心だ。
中央日報(1月29日)は、こう報じている。
《守る会のA代表は、この日の行事で「碑は歴史の生々しい証拠であり、日韓友好の象徴」としながら
「県が市民の反対にもかかわらず、強制的に追悼碑を撤去するのは歴史に背を向ける蛮行」と声を高めた》
日朝ではなく、日韓の問題だと強調したいのだろう。
韓国メディアだけを読んでいたら、これが「日韓問題の焦点」なのかと誤解してしまう。
「この日の行事」とは、碑の前での「最後の追悼会」だったが、参加者は100人ほどだった。
群馬県の人口は195万人。「県が市民の反対にもかかわらず」とは噴飯ものだ。
統一日報(1月30日)には興味深い記事が載っていた。
《守る会のB氏は、在職中から金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)主義研究会に参加し、
たびたび北韓を訪問している。朝総連の機関紙「朝鮮新報」の取材に対し、「主体(チュチェ)思想に感銘を受けた」と語っている》
《民団群馬のC団長は、追悼碑設置直後の最初の式典に参加した。「民団群馬幹部だったが、個人名義で1度だけ参列した。
参加者の9割が朝総連関係者だった」と振り返る》
朝日新聞はヘリコプターまで飛ばすほど熱心なのに、こんな話は全く伝えない。
その理由は、説明の必要もあるまい。(ジャーナリスト 室谷克実)
2024.2/8 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20240208-GG3AXT7L3JM4JNC44USGR6AEDI/