あわせて読みたい
【韓国】教育現場でも進む韓国「日帝残滓」清算、「親日」と「反日」の矛盾
日本の東京と港町・横浜をつなぐ神奈川県のような存在である。1899年、半島初の鉄道が「京城(ソウル)~仁川」で開通したことも、列島初の鉄道が「東京~横浜」で1872年に開通したことと同じ構図だ。
キョンギドはキョンギ教育庁と共にこのプロジェクトを行っている。親日・日帝残滓の清算が教育現場にも及んでおり、学校内の各種用語や制度などの変更が相次いでいるという。
キョンギドといえば、現役知事のイ・ジェミョン(李在明)氏が1日、来年3月に行われる大統領選挙への出馬を表明した事でも新しい。イ知事は日本への強硬発言でも知られ、対日強硬策を連発している人物でもある。
しかし、イ知事の本人は2日の会見の中で、「私は日本を憎んだり、日本国民に反感を持ったりはしていない」と述べ、自身が反日であるとの見方を否定した。
そのイ知事は今年の三・一独立記念日の演説で、親日残滓の清算について触れ、「今年をキョンギド親日清算元年にしたい」と述べていた。
韓国の朝鮮日報によると、同プロジェクトでキョンギド教育庁は、各学校に対して「修学旅行」・「遠足」などの用語は日帝残滓であるとして「文化探訪」・「現場体験学習」にそれぞれ変更すべきとした。また、東西南北などの方角や、「第1」などの順序が入った校名も、日帝残滓であると指摘した。
さらに、韓国の国旗「太極旗」に関しても、教室内に掲げられた太極旗の額は「日帝への忠誠心を強要したことに由来する」として、撤去の対象とした。
同庁は取材に対して「現場で参考にせよ、との趣旨」として、「強制するものではない」と釈明した。
教育現場における日帝残滓の清算をめぐっては、2019年6月、南部のチェジュ(済州)で、全国で初めて条例が成立。
「日帝強占期植民残滓清算に関する条例案」と呼ばれるもので、条例に基づき、校名や校歌の制定に親日派の人物が関係していないか、朝礼など日本の習慣が残っていないかなどを調査するほか、清算(廃止)のための法的根拠にもする。
2021/07/04 14:30配信 WOW!Korea
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2021/0704/10305964.html