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日本代表、イラク戦に勝利すると暫定FIFAランキングで16位・ドイツを上回る見込み
日本は直近の2023年12月21日発表分でアジア勢トップとなる17位につけており、1620.19ポイントを獲得している。その後は国際Aマッチウィーク期間外にタイとの国際親善試合を行い、アジア杯初戦のベトナム戦とともに勝利を収めている。
FIFAランキングは「試合の重要度×(試合の結果係数-試合の結果期待値)」という複雑な計算式によって得たポイントで決まる。アジア杯で得られるポイントは国際親善試合より多く、FIFAランキングで上位のチームは順位が近い相手ほど勝利時のポイントが多くなるように設定されている。
計算式に当てはめると日本はタイ戦で0.77点、ベトナム戦で6.50点を獲得したとみられ、総ポイントは1627.46点となる。日本のひとつ上にいるドイツは前回発表分で1631.22点となっていて、その後は国際試合を行っていない。したがって日本とドイツのポイント差は現在3.76点だとされる。
日本が次戦で対戦するイラクは前回発表分のFIFAランキングで63位と、日本が初戦で戦ったベトナムの94位よりも上位につけている。そのため日本が勝利した場合、計算式の性質によりベトナム戦(6.50点)よりも多くのポイントを獲得することは確実。ドイツとの3.76点差をひっくり返す見込みだ。
FIFAランキングの次回正式発表はアジア杯終了後の2月15日を予定している。試合ごとにポイントは増減するため、発表時に日本がドイツやさらに上位の国を上回れているのか、大きな注目が集まりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae5555e46a24b5c9772302d098b62231b9e63f0