23日、奈良県下北山村で起きた土砂崩れでは、釣りに向かっていた和歌山県在住の70代の男性と連絡がとれておらず、土砂の中から男性の車の一部が見つかっていました。
消防などによりますと、28日午前10時半ごろ、周辺の土砂を重機で撤去していたところ、車の運転席の周辺から人の骨のようなのものが多数見つかったということです。
土砂に埋まっていた車は午後2時ごろに掘り出されましたが、原形をとどめておらず全焼しているほか、車内からは燃えた網かごや竿とみられるものも見つかったということです。
警察は行方不明の男性とみて、身元の特定を進める方針です。