西武、ソフトバンクからプロテクトリストが届く　山川穂高の人的補償、球団内の協議は新年から

西武、ソフトバンクからプロテクトリストが届く　山川穂高の人的補償、球団内の協議は新年から

　西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー（GM）は25日、国内フリーエージェント（FA）権を行使してソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手（32）の補償について、人的補償を巡るプロテクトリストがソフトバンクから届いたことを明かした。

　同日午前に行われた元山飛優内野手（25）の入団会見後は「まだ来ていない」と語っていたが、その後電子メールで届いたことを確認したという。リストの詳細やメンバーを見た感想は「それは言えない」と明かさなかった。

　西武は25日が球団の仕事納め。渡辺GMはこれまで人的補償も求めるか、金銭のみの補償を選択するかはリストが届いてから判断する方針と語っていた。リストは到着したが「話し合いは年明けにする」と説明。本格的な協議は仕事始めとなる来年1月5日以降に始める考えを示した。

　ソフトバンクは支配下選手（外国人選手と、今秋のドラフトで指名された選手を除く）のうち28人を「プロテクト」として人的補償の対象から除外できるが、プロテクトされた以外の選手をリスト化し、来年1月3日までに西武に提示する義務があった。補償は公示から40日以内に完了する必要がある。

https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/808742