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【不滅?】ルー大柴さんの「ある過去」に今も例の言語で楽しむことに
ルー大柴・50代で始めた茶道で師範に「ムリそうだけどスリーイヤーズ続けてみたら」心が変わった
(出典:CHANTO WEB) |
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1 湛然 ★ :2023/08/20(日) 05:52:57.57 ID:wmASJW/g9.net
8/17(木) 6:32 CHANTO WEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b1fe00d43f8d030e7a4bc83b9fe061c5dcc7d75
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
人気者から一転、仕事が来ない日が続いたルー大柴さんの40代。新しく担当になった30代のマネージャーがルーさんを変えました。再生への道を歩んだ日々とは(全4回中の2回)。
■飽きられた40代は「仕事をしていた」記憶さえない
(※中略)
── ふりかえると40代はずっと不遇の時期だったんでしょうか?
ルーさん:ボーン(誕生)してから頭の中の年表で、誰といつ出会ったか全部覚えていますが、40代は空白です。舞台に出ていましたし、たまにテレビ出演もしましたが、何をやっていたかは思い出せません。ただ、そのころ時間はあったので、生まれたばかりの次男とはよく遊んだり、子育てには関われました。
── そんなルーさんに、周囲からのアドバイスは?
ルーさん:ある程度の芸歴になると、なかなかねぇ。まわりも言えなかったのかもしれない。「裸の王様」というほどビッグではないけど、「こうしたほうがいいんじゃないですか?」などはなかったなぁ。事務所からも言いづらい雰囲気。売れる前は「こうしたほうが売れるんじゃないか?」など、言ってくれる人もいましたが。
── 一度ブレイクすると、成功体験として残りますものね。
ルーさん:ネクストステップが必要だとわかっていたのですが、成功体験が邪魔して…。これから50代、60代と先は長いのにどうしよう、自分にはこの道しかない。でも、世に出るピークは終わってしまったと、ある意味まいりました。
■年下マネージャーから「中途半端」とダメ出しされて
── そんな長い低迷期から抜け出したきっかけは?
ルーさん:2005年の新しいマネージャーとの出会いです。ベリーチャイルド、ひとまわり年下のマネージャーが真剣に私と向き合って「ルーさんはこのままじゃダメです、タレントとしても役者としても中途半端ですよ」と、言ってきたんです。
「いまはもうルー大柴なんて誰も知りませんよ」「いったい、なにをやりたいんですか?」って。そんなこと言われたことなかったから、「えっ!?」って思いましたよ。
でも彼の言い分はまったくの正論で、もし今後も続けたいんなら「いままでのルー大柴じゃダメだ」と、心の底から思いました。これは、チェンジマインド、意識改革しなきゃ。もう50歳過ぎていたから、再ブレイクするのは難しいだろうし、ある意味“賭け”かもしれないけど、マネージャーが「私はやります」と言ってくれたんです。
それで、すべて昔のことは昔、土台としつつも、“ニュー大柴”を彼と二人スリーフット(三脚)でやりはじめたんですよ。
── 年下の30代のマネージャーの言葉に耳を傾けたんですね。心の中で抵抗はありませんでしたか?
ルーさん:年齢は関係ありません。ふつうなら「ふざけるな」って感じかもしれないけど、彼の意見にのっかれたんですよ。私をちゃんとみてくれている人が苦言を呈してくれたんだから。
年下であろうと、いいものの考え方を持っている人と努力すれば、私ひとりで考えて立ち向かうよりも、2倍、3倍の力になるわけじゃないですか。助言をくれる参謀のような存在が現れてようやく前に進めました。自分の人生、あとどのくらいあるかわからないけど、あれは大きな出会い、デスティニー(運命)だったな。
取材・文/岡本聡子 画像・写真提供/ルー大柴、株式会社Carino