DJ SODAの性被害に冷ややかな韓国世論…だが「服装のせい」は大間違いだ

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DJ SODAの性被害に冷ややかな韓国世論…だが「服装のせい」は大間違いだ

1: 昆虫図鑑 ★ 2023/08/19(土) 18:17:44.73 ID:6AglDZkn
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 ところが、彼女の母国である韓国側の反応は意外にも日本とは対照的であり、どこか冷めた感じがするのである。「加害者の行為は許されるべきではない」「性加害はダメだ」としながらも、彼女が服装について批判されたことに対して、「自分に似合うスタイルを知っているからこそ、この服装を好んでいる。どんな服装だからと言って性加害をしていいという理由にはならない」と主張していることについても「露出の多い服を着ているからセクハラをしようとする奴がいるばかりではない。その反対に、その服装を見て不快感を持つ人もいることがあることも忘れてはならない」「過去にも服装でトラブルがあったことを忘れたのか?」という厳しいコメントが目立つのである。

● 「どうぞ触ってくださいって言っているようなものだろう」 野党党首・李在明の長男との因縁

 韓国内での彼女に対する反応に日本と温度差があるのは、これまでも度々、彼女の言動が世間を騒がせてきたから、という事情もある。その一つが、あの李在明(イ・ジェミョン)氏の長男との因縁だ。

 李在明氏と言えば、反日を売りに過激な発言で京畿道知事時代から注目され、昨年の大統領選挙の候補として出馬するも敗北、現在は野党「共に民主党」の党首を務めている。最近も福島原発の処理水をめぐって、日本叩きをして世論の支持を得ようとするもソッポを向かれていた。また、数々の疑惑やスキャンダルがつきまとい、政治家としての資質をこれまで何度も問われている人物である。

 大統領選挙期間中には、自身のスキャンダルだけでなく、長男の素行も問題視された。その中の一つに長男が違法賭博サイトで賭博に興じていたことが明るみになり、さらにそのコミュニティ掲示板に彼女を名指しで「あれは私をどうぞ触ってくださいって言っているようなものだろう」などとコメントし、性的対象として揶揄したり、卑猥な書き込みを行ったりしていたことが、右派知識人、言論人によって運営されているYouTubeチャンネル「縦横研究所」によって暴露され、告発された。

 DJ SODAはこの騒動でも「露出の多い服を着ているからといって、性被害を受けて当然という理由にはならない」と、雑誌のインタビューで今回と同様の主張をしている。

● アメリカン航空機内で全面にFワードのパンツを着用 「他の客がいる前で着替えを強制された」と主張

 彼女は、昨年、米国から韓国に帰国する際にも騒動を起こしている。英語のFワードがプリントされたパンツを着用していたことから、航空会社から「風紀を乱す」として着替えるように注意を受け、他の搭乗客もいる前で着替えるように強制されたとして「屈辱的な差別を受けた」と主張し、物議を醸していたのだ。

 彼女のこうした奔放かつ芯を曲げない性格が時として騒動を呼び、韓国では、彼女は「お騒がせ」として認識されている感がある。今回の騒動についてDJ SODAが被害者でありながらも、どこか冷ややかに受け止められているのは、彼女のこうした印象や過去の言動が少なからず影響しているのかもしれない。

 彼女のインスタグラムを見ると、確かにグラビアアイドルのような華やかな容姿で、ボディラインが強調された衣装や際どい水着姿も多い。だからと言って彼女の過去やファッションをひとくくりにして、「被害に遭っても当然」と言ったり、叩いたりするのはやはり間違っている。また、彼女にとって露出度の高いファッションは、本人が主張する通りセールスポイントである。性犯罪行為や批判に屈する形でスタイルを変えることはしないであろう。

 今回のような性被害でなくとも、最近はコンサートやフェスといったイベント会場で、観客によるモラルのない言動が問題視され、アーティスト側が苦言を呈す事態が度々起きている。日本ではこれまで、客側の良識を前提とした「性善説」がビジネスでもイベントでも基本だったが、それが成り立つのは既に難しくなってきているのかもしれない。

 また、セクハラをはじめとするハラスメント被害は、被害者が擁護されない現実があるのも事実である。性被害であれば前述のように「服装のせいだ」「隙があった」、イジメであれば「やられる方にも問題がある」などと、被害者側に非があるかのような意見が出ては被害者を傷つけ、追い詰めていく流れが常にある。

田中美蘭

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4671c723648bf949200e1092c26c614fba1fa693?page=1


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