阪神　岡田彰布監督“国産打線”視野　森下、前川、小野寺に「いい結果出してる。使えるメドが立ったのは、めちゃくちゃええことや」

　阪神・岡田彰布監督（６５）が１４日、“国産打線”を視野に入れた。甲子園で練習を見守り、売り出し中の森下、前川、小野寺に「いい結果出してる。使えるメドが立ったのは、めちゃくちゃええことや」とニヤリ。近本が右ろっ骨骨折で離脱しているが、出番を得た若手外野手が活躍。“けがの功名”を今後へのプラス材料と捉えた。

　ドラフト１位・森下は４戦連続安打で、この間に２本塁打。小野寺は、ノイジーが下半身のコンディション不良で欠場した１３日のＤｅＮＡ戦（甲子園）に３番で起用して猛打賞。対先発右腕での３番起用が続く前川も含め、指揮官は「もう１軍の戦力。クリーンアップやで」と認めた。

　１５日からの中日３連戦（甲子園）で２勝すれば前半戦の単独首位ターンは確定するが、それよりも「後半に向けたベストメンバーの（見極め）」と展望。復帰見込みのノイジーら助っ人を特別扱いする考えはなく、若虎のさらなるアピールを期待した。

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