阪神・矢野監督 2年目の佐藤輝に期待するのは「心」の成長 「ミスした後、どうするか」

阪神・矢野監督 2年目の佐藤輝に期待するのは「心」の成長 「ミスした後、どうするか」

阪神・矢野監督 2年目の佐藤輝に期待するのは「心」の成長 「ミスした後、どうするか」

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 阪神の矢野燿大監督(53)が本紙の正月インタビューに応じ、2年目を迎える佐藤輝明内野手(22)について言及。3日付の本紙インタビューで三塁への挑戦権は“打って奪い取れ”とゲキを飛ばした指揮官は、その性格を「素直さはすごくいい」と評価する一方で「まだ気持ちの部分でプロになっていない」と、内面の成長に期待をかけた。

 球団新人最多記録となる24本塁打を放った一方、59打席連続無安打も記録した佐藤輝。豪快なほど山あり谷ありだった怪物ルーキーの1年目を矢野監督は前向きに捉えていた。

 「後半がいい経験になったと思う。人間、いい時は何か変えようとか、自分を振り返るとか、なかなかしようとしないから。でも、後半あれだけ打てなくて、悔しさだったり、不安も誰でもあると思う。そういうものが成長させてくれる。俺的には打ってほしかったけど、打てなかったこと、苦しんだ部分が、テルの今季の成長につながると思う」

 さらなる成長を期待するのは、心技体の「心」だ。「素直さはアイツのすごくいいところ。そういう部分は成長できる要素としてすごく大事。もちろん、自分をしっかり持っている部分もある」と評価しながらも「まだ気持ちの部分でプロにはなっていないと思う」とも指摘した。

 「球際の厳しさというか、雑さが消えてくるというか。それはそぎ落とされていく部分かなとは思うけど。いい打者、いい選手って、そういう(雑な)部分がないやん。球際とか、小さいことをすごく大切にする。そういう球際とかが安定して出てきたらね。フライでも一生懸命に捕りにいく姿勢もあるけど、ミスした後、どうするか。そういう部分が年々上がっていくと、面白いんじゃないかな」

 規格外の素質を認めるからこそ、ワンプレーをもっと大事にしてほしい。近未来の虎の主砲への熱いメッセージだった。

 指揮官自身も就任4年目の悲願成就への熱い思いを抱いている。過去3年間の集大成ともいえるスローガンは「イチにカケル!」。インタビューの最後に改めて今季自らが“カケル”1番の“イチ”について強調した。

 「目の前の1試合かな。キャンプの1日もそう。今日のベストを尽くすとか、今日自分がやれることをやる。俺の場合やったら、選手たちにいいものを何か伝えたい。朝食を食べたら、二神(広報)と一緒に宜野座に行って、朝からトレーニングして、ユニホームに着替えたところから監督業がスタート。俺がやることは選手の背中を押すことやから。ブルペンでも会話しながら、監督としてのベストを尽くすというのをキャンプでやりきって。オープン戦でも一日一日を過ごしていって…が俺の“イチ”。いいスローガンやと思うわ、ホンマに」

 一層の飛躍を期す佐藤輝らとともに、昨年あと半歩届かなかった頂点に今年こそ立つ。


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