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【阪神】岡田監督「おう3回目よ。お前野球をやってたら分かるやろ。野球のノートをみて勉強せな」
―6回の大山の憤死が痛い
「いやいや、もう前の試合から走塁ミスばっかりやろ。なあ。考えられへんけどなあ。なんで止めへんのやろ。三塁コーチャーも」
―焦りが出た
「焦りじゃないやろ。普通のプレーやんか。勝ち越し点やからのう。お前。そら、伊藤もアレでガックリきたやろうな。アレで」
―120%セーフでなければいってはダメ
「そら当たり前やん。(次打者の)梅野も手を上げとったなあ。あれでノイジーも(走塁を)緩めたやろ。なあ、何回目か、知ってる。今年プロ野球で」
「おう、3回目よ。えっ、日ハムと中日とお前。そんなん、お前、野球をやってたら分かるやろ。えー、ほんま。野球のノートをみて、もっと勉強せなあかんわな。おんなじこと。おんなじミスばっかりするやろ」
―今季の中日戦で目の前でも起きたプレー
「まあそんなんお前、自分の間近でのプレーやからのう。忘れるもんかな。全部覚えてるで、ええ? 高めなんかあかんて、この間も、あれ誰や。中日でも2ストライクから高めでデッドボールを当てて、なんで同じ事ばっかりするんやろな。ヤクルトのキャッチャーの中村は2ストライクから高め構えてる? みんなアウトコースやろ。だから、当たり前のことをやったらええねん。いや、あれはあれやで。三ツ俣を高めで空振り三振を取ったから、その余韻があるんよな。おれはビックリしたよ、高めに構えたから。三ツ俣やから三振よ。そういうなんかもう、野球を考えるんやなしに、当たり前のことをやればいい。あわよくばとか裏をかくとか、そんなんいらんねん。余裕のある時よ。接戦の大事な場面で裏なんかかかれへんって」
「いやいや、普通にやってるだけやん、別に」
―チームとして流れが悪い
「チームの流れが悪いて、自分らで壊してしもてるんやんか。そんなことやれなんて一言も言うてないで、普通のプレーやないか、そんなもん。なあ、まあ負ける時はそういうなあ、ミスというかな、走塁ミスばっかりやろ?こないだもそうやろ?そんなもん、ベンチでこっちは何にもでけへんこらのお。ベンチから声届けへんわ、行くなて。大事な場面とかな、接戦とかそう言う時にやっぱりそういうの出るんよ、そういうのな。負ける時はそんなもんやんか。そんなもんお前、焦らんとお前、同点の後のわけやからお前、うち後攻で甲子園で後攻やねんから、何を慌てることあんの。そんなん簡単なことやんか、普通にやっとけばええんよ」
「いや確率て、そらお前、渡辺にかけただけやんか。いや確認よ、バントないから確認よ。まあ勝負かけたんやからしゃあないやん、ゲッツーでも。ゲッツー嫌やったらバントさすよ。もう勝ちきるやん」
「そら、おれへんからや、右バッター」
―結果は出なかったが
「いや、結果出さなあかんのちゃうの。俺ずっと我慢してるんやで、1割6分で。そんなの、(他に)おらんからのお」
―佐藤輝のことも練習中から気にかけて見ていたが
「見ての通りよ、そんなん。あれでええと言える? あのチャンスで。そんなん俺に聞くことちゃうやろ、見たら分かるやろ。見たとおり、書いとけよ、俺に言わすことないよ」