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栗山監督「今、先入観を消す作業してる。スタメン完全未定。選手が『俺は控えだ』と思うのは良くない」
1: 風吹けば名無し 2023/02/12(日) 18:18:41.87 ID:/3CIpfdH0
でもそういうことも織り込みながらチームをマネジメントして、最終目標の「世界一奪回」へと導いていく。それが代表監督の仕事だ。日の丸を背負う監督は、我々の想像をはるかに超えた難しさと激務にさらされているのである。
「いろいろな先入観はあるんです。でもその先入観を消すためにいまは話をしている。(WBCでは)普通の野球観でやっていたら負けてしまうので。まずそれ(先入観を捨てること)を自分に求めているだけですね。(選手起用についても)いま選手たちがこれからやろうとしているのに、『自分がスタメンじゃない』と思うのはあまり良くないと思っている。だから全員に(ポジション争いは)勝負ですよって言っています。決まっていることはないからね、って。全員勝負です」
代表メンバーの選出ではさまざまなケースを想定して、さまざまな選手を俎上にのせてチーム構成を練ってきたはずだ。もちろん栗山監督の頭の中にも、例えば三塁は村上宗隆内野手(ヤクルト)でショートは源田壮亮内野手(西武)、外野も左翼に吉田で右翼に鈴木というチームの骨格は出来上がっているはずである。ただ、何が起こるか分からない国際大会を目の前にして、あえて1度、そういうチーム構想も白紙に戻し、そのことは選手たちにも伝えたと語る。
インタビューの間、具体的な選手の起用について質問すると何度も「ごめんなさい」と言葉を濁した。背景にそんな意識があるからだった。ただ慎重な栗山監督からも、これから本格的に作り上げられていく日本代表のポイントになりそうな言葉が、いくつかこぼれ落ちてくる場面があった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f26209e292d417b759bbf50eaa083aa0b3b284e9