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【貴重な動画】米が撃墜気球を回収 中国国内も4年前にスパイ気球を撃墜の動画「なぜ米に抗議?」 日本にもプロペラ動く十字形気球
アメリカ上空を飛行し撃墜された中国の気球をめぐり、両国の間では応酬が続いています。
一方、日本政府は外国の気球が領空に侵入した場合、「必要であれば撃墜する」との見解を示しました。
4日、アメリカ軍の戦闘機に撃墜された中国の気球。
こちらは、その残骸の回収作業とみられる映像で、
軍幹部などによると、1500メートル四方の範囲に散らばりましたが、一部は回収されたということです。
中国側は気球は民間のもので撃墜は「過剰反応」だと反発しますが、アメリカのバイデン大統領は…
アメリカ バイデン大統領
「どう対応するか中国側に明らかにし、中国は我々の立場を理解している。我々は後に引かないし、正しい対応をとった」
そして、「米中関係に影響を与える問題ではない」ともしていますが、中国側ではこんな報道も…
中国ネットメディア
「他国への気球の“侵入”は、アメリカ自身がよくやってきたことだ」
6日、中国のネットメディアは、4年前、中国の領空で偵察用とみられる気球が確認されたことを紹介。
「所属不明」としながらも、アメリカを念頭に置いたものです。
ただ、当時、中国も戦闘機で気球を撃墜していて、
報道は中国もアメリカと同様の対応をとっていたことを明かすものとなっています。
外務省の会見では、さっそく記者から「中国も気球を撃墜しているのに、なぜアメリカに抗議するのか」との質問が出ましたが、
報道官は…
中国外務省 毛寧報道官
「アメリカは冷静かつプロフェッショナルに非武力で処理すべきだが、執拗に武力を行使し、明らかに過剰反応だ」
中国による気球撃墜については言及せず、これまでの主張を改めて強調するにとどめました。
(略)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/316790