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大谷翔平が北米プロスポーツ初の5億ドル(約654億円)選手になる3つの理由「前例なし・FAライバルなし・ワールドワイドの経済効果」
1つ目は「彼のような選手は見たことがない」と前例がない点を挙げ「大谷は先発ローテーショントップの投手と中軸打者を任せられる野手が1つのパッケージとなった選手。
特に今の野球界は、大谷のように多彩さや柔軟性がより高く評価される時代だ」と指摘。大谷は21、22年シーズンで計80本塁打、37盗塁、投手では2年間で計296回1/3を投げ防御率2・70、375三振を記録するなど「ベーブ・ルースさえ達成できなかったことを二刀流選手として最高のレベルでプレーし続けている」と高く評価した。
2つ目は「資金力を持つ多数の球団が獲得を狙う+FA市場でライバル選手がいない」。今オフはヤンキースの主砲ジャッジ、ベテラン先発バーランダー(メッツ)、デグロム(レンジャーズ)など大リーグのトップ選手が次々と大型契約を結んだ。
しかし今季終了後にFAとなるスター選手は先発投手でパドレスのダルビッシュとスネル、野手はブルージェイズの三塁手チャプマンと数が少なく「大谷と、FA2番目選手との力の差はとても大きい。各球団はかなり本腰を入れて獲得に動くだろう」と予想。
注目の候補には「大谷と複数年にわたって接触を続けているドジャースが最有力だと言われているが、メッツやジャイアンツを挙げる大リーグ幹部もいる」と説明し、ある代理人の「誰もが大谷を欲しがる」というコメントも紹介した。
3つ目は「大谷はワールドワイドセンセーション」と大谷一人だけで大きな経済効果を生むことができると指摘。
大谷は22年に17社とスポンサー契約を結んでいること。本拠地でボブルヘッド人形や選手のTシャツなどを配るプロモーションで、大谷の関連グッズが配布される試合は平均4万1000人のファンを動員した事例を取り上げた。
https://www.sanspo.com/article/20230118-OWSVUBX3YNC67ESBAMSU3JL5WI/
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