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【中央日報】尹大統領「UAEの敵はイラン」発言に…イラン「韓国の説明を待っている」
国営IRNA通信などによると、イラン外務省のナセル・カナニ報道官はこの日、イランやUAEなど隣接国と友好国の関係に対する韓国大統領の最近の発言のその後に注意を向けていると明らかにした。
カナニ報道官は韓国大統領の発言はUAEを含むペルシア湾沿岸国家とイランの歴史的・友好的関係とこれに関連して急速に進んでいる肯定的な発展に対して全く認識できずにいるところを示していると話した。
続いてイラン外務省は最近韓国政府の立場、特にイランとUAEの関係に対する韓国大統領の発言を深刻に受け止めてその後の動向に注意を向けているとしながら、これに対する韓国外交部の立場を待っていると付け加えた。
これに先立ち、尹大統領は15日午後、UAEに派兵されたアーク部隊を訪れて将兵を激励しながら「ここがまさに皆さんの祖国」としながら「我々の兄弟国であるUAEの安保はすなわち我々の安保」と述べた。
この席で、尹大統領は「UAEの敵は、最も威嚇的な国家はイランで、私たちの敵は北朝鮮」としながら「我々とUAEが非常に類似の立場にある」と述べた。
これに関連して韓国大統領室関係者は「将兵を励ます趣旨の言葉だった」と説明した。この関係者は「UAEが直面している厳然とした安保現実を直視し、熱心に服務に励んでほしいとの趣旨で述べた発言」としながら「イランとの両者関係とは無関係」と付け加えた。
◇外交部「尹大統領発言は将兵を激励するため…拡大解釈は不必要」
一方、韓国外交部はこの日の立場を出して「報じられた発言はUAEでの任務遂行に最善を尽くすようにとの趣旨で将兵を激励するための言葉だった」とし「イランとの関係など国家間の関係とは関係がないため、いたずらに拡大解釈されることがないよう願う」と明らかにした。
外交部は「韓国は1962年修交以来、イランと長年にわたり友好協力関係を受け継いできた」とし「イランとの持続的関係発展に対する政府の意志に変化はなく、確固たるものだ」と付け加えた。
中央日報
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