1クロケット ★ [TW]2022/12/09(金) 08:46:04.52ID:KNAg+RZJ9
歴史的なインフレに見舞われている米国。背景には、深刻な人手不足に伴う賃金上昇があるという。
果たして何が起きているのか。首都ワシントン周辺を歩いた。
果たして何が起きているのか。首都ワシントン周辺を歩いた。
「お客さんは増えているのに働き手は全然足りない。1人で3人分は働いているよ」。
11月下旬、米東部メリーランド州にある大手量販店「ターゲット」の商品売り場で、男性マネジャー(63)がそうこぼした。
本来は従業員を指導する立場だが、人手が足りないためレジ付近で客の案内に立っており、目の前には20人近い行列ができていた。
感謝祭やクリスマスなどの年末商戦に向け、店舗は家族連れでにぎわう。
しかし、レジ打ち担当やセルフレジの案内係が足りておらず、売り場付近は大混雑。
大型のショッピングカートにクリスマスツリー飾りなどの商品を詰め込んだ大勢の客が、手持ち無沙汰な様子で順番を待っていた。
米国では歴史的なインフレが続いており、10月の消費者物価指数は、前年同月比7・7%上昇した。
ピークだった6月の9・1%からは伸びが鈍ったが、約40年ぶりの記録的な高水準だ。
ただ、その要因は変化しつつある。これまでインフレを主導してきたのは石油や食料品価格の高騰で、
背景にはロシアのウクライナ侵攻や世界的な供給網の混乱があった。
だが、こうした要因は徐々に小さくなっており、代わって目立つようになったのが賃上げだ。
人手確保のためあらゆる業種の賃金が上がり、それがサービスやモノの販売価格に転嫁されて物価を押し上げている。
https://mainichi.jp/articles/20221208/k00/00m/020/195000c#:~:text=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A