【韓国】 釜山の青年団体、日本領事館前でデモ二日目～「我々の意見を日本に伝えないなら領事館はいらない。閉鎖せよ」

21日、日本総領事館前奇襲デモ

▲日本領事館前で座り込む青年たち[釜山警察庁提供]

▲青年たちを取り巻く警察[民主労総釜山本部提供]

(釜山=聯合ニュース)日本政府の福島原発汚染水放流決定を糾弾して釜山東区の日本総領事館の前奇襲デモを行った青年団体が1泊2日目の座り込みと散発的なデモを繰り返している。

地域青年団体である青年学生実践団は前日、二度にわたって領事館前で奇襲デモを行ったのに続き領事館近隣で夜通し座り込みを行った後、22日朝、領事館前門と後門で宣伝戦を行った。

この過程で領事出勤時間頃、デモを阻止する警察と衝突が起きた。現在まで連行されたり大きなケガをした参加者はいない。

同団体は「汚染水放流を撤回せよ、との私たちの意向を日本政府に伝えられないなら、日本総領事館が存在する理由がない」として「日本総領事館を直ちに閉鎖しなければならない」と主張した。

実践団は釜山地域の大学生が自発的に参加して作った団体で現在の民主労組釜山本部と進歩党釜山市党などがこれらの活動を支持している。

進歩党釜山市党はこの日、声明を出して「日本領事の車両が領事館を出入りするたびに100人余りの警察が軍事作戦のように保護に乗り出している」として警察の過剰対応を非難した。

聯合ニュース.ソン・ヒョンジュ記者

韓国経済（韓国語）
https://www.hankyung.com/society/article/202104224413Y