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南極の氷の奥深くには大量の生命体。中には未知の生物も!
南極の棚氷のはるか下には、科学の常識をくつがえすような生命体がいる。
そうした生物の存在が明らかになったのは、2021年のことだ。
英国南極観測局をはじめとする研究チームによって、棚氷のはるか下の海底に、じっと動かない大量の海洋生物が生息していることが初めて確認されたのだ。
そうした生物は主に海綿動物だ。だが、種類を特定できない生物もおり、水中に固着あるいは付着して生活していることから、さしあたり「固着生物」に大別されている。
なお、この調査で確認されたのは海綿動物をはじめとする次の3種の生物だが未知の動物も含まれている。こうした中には、肉食の海綿もいる可能性があるという。
・茎のある海綿動物
・茎のない海綿動物
・識別不能な動物(海綿動物、ホヤ、ヒドロ虫、フジツボ、刺胞動物、多毛類などの可能性あり)