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南野・柴崎“スポンサー枠”批判に反発 元FC東京MF投稿炎上「ハリルが…」
カタールW杯の代表選考では、アイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地やアーセナル所属DF冨安健洋などが所属クラブで結果を残している選手が順当に選出されている。ただ一方でカタールW杯アジア最終予選でコンスタントに招集されていたFW大迫勇也や古橋亨梧、原口元気らが落選した。
また先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2022では柴崎岳と旗手怜央のカタールW杯メンバー枠争いに注目が集まると、旗手怜央の代表入りを支持する声が噴出。しかし旗手怜央はアメリカ戦とエクアドル戦いずれも出番がなく、柴崎岳はエクアドル戦でキャプテンマークを巻いて先発出場していた。
所属クラブで結果を残せていない選手や欧州のトップレベルでプレーしていない選手のカタールW杯メンバーに対する批判が湧きおこると、ツイッターでは「スポンサー枠」がトレンド入りしている。
これに対して、かつてFC東京やV・ファーレン長崎などJリーグ複数クラブでプレーしていた幸野志有人が「スポンサー枠だとか言ってる暇な声だけデカい馬鹿ばっかりで本当に醜いですね」と反発。同選手の強烈なメッセージに賛同のメッセージが寄せられる一方、「結果出してないのに選ばれて、結果出してる人が選ばれてない。どう見てもスポンサー枠」、「また何か言っている」、「ハリルを馬鹿にするな」、「ハリルが以前スポンサー枠の存在指摘していたけど…」と非難されるなど、にわかに注目を集めている。
なおロシアW杯開幕直前で日本代表監督を解任となったバヒド・ハリルホジッチ氏は今年3月、クロアチアメディア『Sportske Novosti』のインタビューで「(代表監督の去就について)政治が決めることもあれば、ビジネスが決めることもある。その時、結果は重要ではない。例えば、日本ではビジネスが物事を決めたんだ」
「そこでは大物選手たちと契約しているスポンサーが、私が(彼らを)ワールドカップに連れて行かないかもしれないと聞いていたのだ。それにそのスポンサーは日本サッカー協会に出資していた」
「日本では、お金を出す人が物事を決めるんだ。だから、私が一部の選手を(ロシアW杯に)連れて行かないかもしれないという話を聞いて、私をクビにした」と告白。「スポンサー枠」でロシアW杯日本代表メンバーに選ばれた選手が存在することを明かしていた。