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岡田次期監督なら佐藤輝&大山は守備固定か 「打撃に集中」させて4番争い
阪神第35代監督に岡田彰布氏(64)の就任が内定した。正式発表、就任会見はもう少し先になるが、オリックス監督時代の2012年は担当記者として密着し、デイリースポーツ評論家として健筆を振るう中で、16年と今年は“岡田番”として接してきたデイリースポーツプロ野球デスクの西岡誠(41)が『岡田の心』と題し、18年ぶりのリーグ優勝を狙う来季の岡田野球の予想図、在り方などを全4回で占う。第1回は野手編。
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今季、矢野監督はあらゆる選手の打順、守備位置を動かした。打線の中軸を打つ大山、佐藤輝も関係ない。岡田氏は将来の阪神を担う2人が動く姿を見るたびに、記者席でつぶやいていた。
「なんでいつもこういうことをするんやろうなあ。動かす選手を間違っとるで」
岡田氏は以前から「一塁・大山、三塁・佐藤輝」を提唱し続けてきた。「2人はクリーンアップを打たないとあかんのやから、固定してやらんと。打撃に集中できるようにしてやらんと、伸びるもんも伸びへんで」。同氏の監督就任後は間違いなく2人の守備位置は固定され、来季の4番を争わせる形になる。
2人に対する期待は大きい。「2人がこのままダメになったら、阪神は終わってしまう」と奮起を促す。一方で今季の成績はもちろん、技術、考え方、振る舞いなどに物足りなさを感じていることも事実だ。
今オフは3年ぶりに秋季キャンプが実施される見込み。佐藤輝はプロ入り後、初めて安芸での鍛錬となる。「一番伸びる時やからな、秋は。大山もやけど、一番鍛えなあかんのは佐藤(輝)やで」。2人にはポジションを与える代わりに徹底的に鍛えられ、“変化”が求められる。中軸として責任と自覚も植え付けられるはずだ。
2人とともに「ドラフト1位クリーンアップ」で話題となった近本は役割が変わりそうだ。「3番だと、後ろにクリーンアップがおるから足が生きへん。まだ赤星ほどの盗塁のスペシャリストではないけど、もっと走れるよ」。1番打者に求めることは、安打数より出塁率。近本が3割後半の出塁率を維持していることは評価しており、来季は「1番・中堅」が有力だ。
また、岡田氏は近年の外国人選手に頼る傾向も危惧してきた。「育成するにしても、日本選手のポジションがなくなるやん」。外国人選手を起用するとしても、外野の一角だけ。一、三塁、中堅以外は競争になるのではないかと見ている。そうなれば日本選手はチャンスが増える。
ただ、岡田阪神ではシーズン中に「競争」は起きない。首脳陣の仕事は「見極め」と話す同氏。開幕までにレギュラーを勝ち取った選手はほぼ固定されるだろう。逆に言えば、選手は今秋のキャンプでアピールし、来春はシビアな競争を勝ち抜くことが求められる。
自身が優勝へ導いた2005年は、メンバーそれぞれが強烈な個性を放っていた。「選手個人のファンが多い時、阪神は強いんよな」。勝つことが最大のファンサービス。甲子園を熱狂させるチームを作り上げていく。
◆岡田彰布(おかだ・あきのぶ)1957年11月25日生まれ、64歳。大阪市出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。北陽から早大を経て79年度ドラフト1位で阪神入団。新人王(80年)、ベストナイン、ゴールデングラブ賞各1回(いずれも85年)。94年オリックス移籍後、95年現役引退。オリックス、阪神コーチを歴任後、2004年阪神監督就任。05年にリーグ優勝。08年退任。10年から12年途中までオリックス監督。現デイリースポーツ評論家。
大山なんて、今年たらい回しでユーティリティになってたもんな😅
これはやって欲しいね。
#阪神タイガース
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#阪神タイガース
/岡田次期監督なら佐藤輝&大山は守備固定か 「打撃に集中」させて4番争い 番記者が占う心の内/阪神タイガース/デイリースポーツ online https://www.daily.co.jp/tigers/2022/10/04/0015693471.shtml … # @Daily_Onlineより
当然やろな…
岡田次期監督なら佐藤輝&大山は守備固定か 「打撃に集中」させて4番争い 番記者が占う心の内 #SmartNews https://www.daily.co.jp/tigers/2022/10/04/0015693471.shtml …