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内海「ジャイアンツは強くないとダメ」 古巣・巨人相手に涙のラスト登板&胴上げ
【西武】内海哲也 古巣・巨人相手に涙の登板「ジャイアンツは強くないとダメだと思っている」
名左腕が別れを告げた。3点リードの5回二死二塁からマウンドに上がった内海。登場曲「PRIDE」が流れる中で登場すると、両チームのファンからは歓声と拍手が巻き起こった。
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19年間のプロ野球人生を過ごした男をもってしても、最後の登板は気持ちが高ぶったようだ。登板を終えた内海は「いや、もうホッとしました。終わったなという感じです。(登板時は)ガクガクですよ。ブルペンに行った時から体が硬直していましたね」と率直な心境を吐露。
最後の結果が見逃し三振となったことについても「まあ、多少の忖度はしてくれたと思うんですけど(笑い)。自分の今できるベストピッチができたと思います」と笑顔で振り返った。
最後には古巣への思いについて聞かれると「ジャイアンツは強くないとダメだと思っているので、今ここにいるメンバーから1人でも多くスターが生まれるように日々努力してほしいと思いますし、敵チームとしてやっていましたけど、将来が楽しみなスター性のある選手がいっぱいいると思うので、ここでしっかり力をつけて、ジャイアンツを強くしてほしいなと思います」と熱いエールを告白した。
試合後も、内海の姿が見えなくなるまで、ファンからの声援がやむことはなかった。巨人、西武からも愛された男が、かつて汗を流した地で有終の美を飾ることとなった。
akasen@4kasen内海哲也、見逃し三振に斬る137km/hのストレート https://t.co/6kQveEYHG72022/10/02 14:56:09