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目の前で事故、「助けに行こう」と声を上げた 野球部員の連携プレー
1: 風吹けば名無し 2022/09/15(木) 11:28:21.21 ID:91rwgq2i9
交通事故の現場で事故車から運転者を救出し、後続車の事故を防ぐために適切な対応をしたとして、兵庫県警赤穂署は県立相生産業高校の金谷(かなたに)奏志(そうし)さん(2年)、山本瀬人(せと)さん(同)、溝口大稀(たいき)さん(1年)に感謝状を贈った。3人は硬式野球部員で、練習試合の帰りに事故に遭遇した。
8月12日午後1時前、赤穂市内の国道250号の交差点で、乗用車2台が出合い頭に衝突した。
金谷さんと山本さんは、金谷さんの両親の車の後部座席に座り、市内であった練習試合からの帰宅途中だった。信号待ちで停車していた目の前で事故が起きた。中破した2台のうち、1台からは誰も降りてこない。金谷さんは声を上げた。「助けに行こう」。山本さんと2人、ユニホーム姿で事故車に駆け寄った。
運転席には高齢の男性がいた。「大丈夫ですか」と声をかけても、はっきりとした返事はない。衝撃で半開きになっていたドアを開け、2人で男性を抱えて歩道に運んだ。持っていたタオルを枕にして、男性を寝かせた。
別の車に乗っていた溝口さんも現場に引き返してきた。通報で駆けつけた警察官らと共に、3人は事故車を安全な場所に手で押して移動した。溝口さんは後続の車に注意を促して交通整理をした。
赤穂署によると、事故車の運転席から救出されたのは80代の男性で、搬送先の病院での骨が折れていたことがわかった。命に別条はなかった。
的確な行動が人命救助につながったとして、赤穂署は9月12日、3人に感謝状を贈った。金谷さんは「一番近かったんで、助けに行こうと思いました」と振り返った。山本さんは「勇気を振り絞って救助できた。を張りたい」、溝口さんも「感謝状をいただき、良いことをすれば返ってくる、と実感しました」と話した。
堀井昭彦署長は「目の前で起きた事故、しかも交通量の多い国道で躊躇(ちゅうちょ)なく救助にあたった勇気に感謝します。3人にはぜひ、警察官を目指していただきたい」と話した。(宮沢崇志)
イケメンやな
警察官ではなく救急救命士を目指してほしい