阪神 糸井嘉男 爆笑引退会見 引退後やりたいことは「筋肥大!」 佐藤輝明には「もっと練習せい!」

阪神 糸井嘉男 爆笑引退会見 引退後やりたいことは「筋肥大!」 佐藤輝明には「もっと練習せい!」

阪神 糸井嘉男 爆笑引退会見 引退後やりたいことは「筋肥大!」 佐藤輝明には「もっと練習せい!」

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 阪神・糸井嘉男外野手(41)が13日、現役引退を発表し、兵庫・西宮市内で会見を行った。投手から外野手に転向し、首位打者、盗塁王などを獲得。抜群の身体能力から「超人」と呼ばれ、独特のコメントも“糸井節”と親しまれた人気者は涙を見せず、19年間のプロ野球人生を「やり切った」とユーモアたっぷりに振り返った。
 ユニホーム姿で登場した糸井は「昨日泣き過ぎて一睡もしていないので、今日は泣きません」と宣言し、涙は見せなかった。引退してまず何がしたいと問われ「あまりゆっくりするタイプじゃないんで、まあ、筋トレとか? 筋肥大!」、「パンプアップです」と健在の“糸井節”で報道陣を何度も笑わせた約1時間。19年間のプロ生活を振り返り、「ようやったんちゃいます? 41歳まで野球ができて本当に幸せです」と悔いは残さなかった。
 首位打者、盗塁王、3度の最高出塁率に、5度のベストナインと、7度のゴールデン・グラブ。輝かしい経歴の中で繰り返して回想したのは、野手に転向した06年だ。150キロを超える投手として日本ハム入団も、1軍登板がないまま3年目に転機を迎えた。「2年くらいで『使えない』と言われ…」。大卒で年齢的に猶予もない。「1年で結果を出さないと野手も見切る」と通告され、再出発した。
 サインも覚えられないと噂になった“天然キャラ”。「(コーチから)『お前を教えるのは本当に苦労した。ペットの育て方みたいな本を買って、教えるヒントを得た』と言われました」と笑いながら明かす一方、死に物狂いでバットを振った。「手の皮がバットから離れないくらい」。翌07年に開幕1軍を勝ち取り、球界屈指の外野手に駆け上がった。
 故障も増えた近年は常に引き際を意識した。「もう、ホンマできひんという体になったことも」。若手に助言し、その活躍を心から喜ぶようになり、「それって選手じゃない」と悟った。近大の後輩の佐藤輝には「もっと練習せい! 球界を代表する選手に絶対になってほしい」とエール。会見には、その佐藤輝と坂本、糸原がサプライズで登場し、花束を受け取った。
 将来について「野球の発展につながるなら指導にも」と功労者。本拠地最終戦の21日の広島戦で引退試合が予定され、球団はアドバイザーなどの役職を用意する方向だ。「超人」と呼ばれた男は「最初は羽も生えてへんし、空も飛べへんし、そっちの鳥人やと思いました。でも、モチベーションは上がりました」と最後まで笑顔だった。(安藤 理)
 ◆糸井 嘉男(いとい・よしお)1981年7月31日、京都府生まれ。41歳。宮津高から近大を経て、2003年ドラフト自由枠で投手として日本ハム入団。06年途中で外野手に転向し、07年に1軍初出場。13年にトレードでオリックス移籍。国内FA権を行使して17年、阪神移籍。14年に首位打者。16年に盗塁王。11、12、14年に最高出塁率。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回。オールスター出場10回。13年WBC日本代表。今季年俸8500万円(推定)。188センチ、99キロ。右投左打。


#日刊野球
さらば、超人🦸
阪神最年長41歳糸井嘉男外野手の引退会見は涙なし🤩お決まりの糸井節連発で爆笑となりました😀
#リトル糸井」「もう超人ではない」…
今後を聞かれると「筋肥大❗パンプアップです」💪
引退試合は甲子園最終戦21日🎤
#糸井嘉男 #Tigers #hanshin #hanshintigers #阪神 pic.twitter.com/TrTqyyzOAy


糸井の引退会見を見てボロボロ泣きながら爆笑した。本当にお疲れ様でした。


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