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メンズネイル増加中 「身だしなみ新常識」そのわけは – 日本経済新聞 メンズネイル増加中 「身だしなみ新常識」そのわけは 日本経済新聞 (出典:日本経済新聞) |
、ネイルアートを行う人も多くなっている(施術の比較的容易なジェルネイルを自分で行うセルフジェルが2008頃から流行し始めた)。 単にネイル(nail)だと、爪自体や釘を示す言葉だが、カタカナ語の日常生活の文脈上では単に「ネイル」でネイルアートを示す言葉として認識される。 紀元前3000 –
16キロバイト (2,537 語) – 2022年2月22日 (火) 16:06
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リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」が2022年2月に実施した調査によると、過去にネイルサロンを利用したことがある男性は5.7%。過去5年間で最も高い数値となった。中でも利用率が高いメニューは、ハンドマッサージを含む「ハンドケア」で56.9%を占める。次に高いのはケアを含む手足の「マニキュア」で45.2%、ゲル状の樹脂を硬化させてネイルを形成する「ジェルネイル」が40.1%と続いた。
ネイル産業の市場規模は、05年の約1114億円から15年には約2222億円まで、2倍近くに拡大している。15年以降は増加が緩やかになり、前年比1%前後の増加が続いている。NPO法人日本ネイリスト協会による最新ネイル市場調査では、20年の市場規模は2344億円になったとみられる。メンズ市場が勢いに乗れば、業界に活気が出てくるかもしれない。
爪をケアする男性が増えている背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響がある。男性専用ネイルサロンの「オトコネイル」は、新型コロナウイルス禍にもかかわらず売り上げが右肩上がりだった。東京や大阪に店を構える同店のターゲット層は40代以上の男性。以前は役職クラスの人が多かったが、コロナ禍以降は20~30代の若い層も増えているという。
「コロナ禍にリモートワークが増え、『パソコンを使う手元が気になり、手入れをしようと思った』という人が増えた」と同店の坂下隆子代表は話す。年間売上高の伸び率は、20年に前年比3%増、21年は同6%だった。
コロナ禍でも売り上げが伸びたわけ(略)
色を塗るのは自己表現の一環(略)
なぜZ世代はカラーネイルするのか(略)
ビジネスマナーのアップデート
とはいえ、カラーネイルはまだ一般的とは言えない。ネイルをしたことがある男性は約5%だが、カラーをしたことがある人は22年上期で1%ほどに限られる。(略)
(日経ビジネス 藤原明穂)
日経ビジネス 2022年9月13日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC094930Z00C22A9000000/?n_cid=SNSTW005