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メジャー挑戦新たな道? 米で「金の卵」に二刀流示した智弁和歌山・武元一輝「自信」と「刺激」
1: 風吹けば名無し 2022/08/30(火) 10:03:32.18 ID:CAP_USER9
「オール・・アメリンカン・クラシック」に参加した智弁和歌山・武元(撮影・四竈衛)
今夏の甲子園に出場した智弁和歌山・武元一輝投手(3年)が、米国での短期武者修行を終えた。
米アリゾナ州フェニックスで、8月26日から3日間にわたって開催されたお披露目会ともいえる「オール・アメリカン・クラシック」に日本人として初参加。将来のスター候補を完璧に抑え、打者でもホームラン競争に参加するなど、「二刀流」としての高い資質を披露した。今後は米国の大学留学を主眼に置く見込み。「メジャー挑戦」への新たな選択肢となるかもしれない。【取材・構成=四竈衛】
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灼熱(しゃくねつ)の甲子園で初戦敗退し、涙をのんでから、わずか2週間後。武元は気温40度を超える米アリゾナ州で、過去に経験したことのない「ベースボール」に心を躍らせていた。「すごく楽しかったです。みんなパワーがエグくて、ああいう選手たちは日本にはいないです」。
今回のイベントは、全米中から厳選されたトップ級の高校生が招待され、一堂に会する「お披露目会」。160キロ前後の速球を投げる投手がいれば、飛距離140メートル級の打球を飛ばす打者がズラリとそろうだけに、メジャーのスカウト、強豪大学の関係者らが多数詰め掛けることで知られる。そんな「金の卵」が並ぶ強力打線を相手に、武元は26日の紅白戦で打者9人を1安打6奪三振の無失点。最速91マイル(約147キロ)の速球、カットボールなどを四隅に集め、快投を演じた。降板後には、同僚から総出の出迎えを受け「すごい打者に通用したので、自信になりました」と笑顔で振り返った。翌日の本塁打競争では1分間で柵越え4本と、高校通算20本塁打のパワーも披露。28日の本試合には代打で出場し、豪快なフルスイングでの空振り三振に倒れたが、「二刀流」の高い能力を示した。
すでに日本のドラフト候補に挙げられる一方で、米大学への進学を視野に入れており、智弁和歌山の中谷仁監督(43)とも話し合い、今回のイベントへの参加を決めた。今後の進路については「監督としっかりと話し合っていきたい」と、現時点では未定。それでも、米国トップの同世代とプレーしたことで「球速も速いし、フィジカルもすごい選手ばかり。一緒にやってみたくなった。すごく刺激になりましたし、負けたくないと思いました」と率直な思いも口にした。
将来的には、メジャー挑戦が目標。「二刀流」についても「やれることは全部やりたい。やるべきことをしっかりやって、レベルアップしていきたいです」と貪欲な姿勢を隠そうとしない。「日本の高校→米大学→メジャー」となれば、新たな選択肢。昨年、同校を指導したイチロー氏が残した「ちゃんとやってよ」の言葉を、今も武元は忘れていない。
○…武元が所属した東軍を指揮したクリント・ハードル氏(65)は、ロッキーズ、パイレーツの監督として通算1269勝を挙げ、13年には最優秀監督に選出された大ベテラン。武元について「見ていて楽しかった。アグレッシブに投げていたし、とてもいい登板だった。打撃練習でもいい打球を飛ばしていた。二刀流としても彼の成長が楽しみ」と絶賛した。また、元ダイヤモンドバックスの主砲ルイス・ゴンザレス氏(54)も「次の大谷だね」と激励していた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b84d8cc6238d257f85a90d552cc1566608dc5c6c
両極端