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【サッカー/韓国】ACL準決勝敗退で戦犯扱い 全北FW文宣民の妻にファンがSNS〝殺害予告〟で大波紋
全北は25日に行われた浦和戦で2―2と120分間の死闘の末にPK戦で1―3と敗れた。韓国のファンやサポーターからは敗れた全北に批判の声が高まっており、SNSを中心に選手への誹謗中傷が出てきているようだ。
韓国紙「スポーツ韓国」は「この日の試合後、インターネット上で全北の文宣民の妻に殺害の脅迫が盛り込まれたSNSメッセージが届いたことが知られて衝撃を与えた。口に出せないような言葉や、家を訪ねて殺害するという脅迫メッセージだったのだ。禁句や汚い言葉を選手の妻に送ったというのは衝撃でしかない」と騒動がぼっ発したことを報じた。
文は全北の切り札として活躍しており、22日の準々決勝の神戸戦でも延長戦でダメ押しとなる3点目をマークしていた。浦和戦でも途中出場でゴールが期待されたが決定機を生かせず無得点に終わり、韓国では戦犯の一人としてやり玉に挙げられている。
そうした背景から一部の心ないサポーターが文だけでなく、その家族を脅迫するという卑劣な行動に出たのだ。殺害予告となれば刑事事件にも相当するだけに、韓国では波紋が拡大。同紙は「敗戦の元凶を探して殺そうとするインターネット利用者たちの悪い習性のターゲットになってしまった。選手のプレーに対する批判や異議の提起などは理解できるが、道を外して無差別的な非難をする人々はファンとは呼べない」と一部のファンの愚行を糾弾し、韓国で深刻化するネット上での誹謗中傷について改めて問題提起した。
ACLで奮闘した全北を巡る騒動は韓国社会で大きな物議を醸しそうだ。
ヤフーニュース(東京スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac1938ee688b34c996f15ae23cb86b6f4d8dc49d