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【ジェノサイド】米、ウイグル族弾圧を「大量虐殺」と認定 中国側が反発「今世紀最大の嘘だ」
米、ウイグル族弾圧を「大量虐殺」と認定 中国側が反発「今世紀最大の嘘だ」
香港2021.03.20 14:35
https://times.abema.tv/news-article/8650869
【映像】「中国を見くびるな」米中会談、繰り広げられた激しい“言葉の応酬”
https://abema.tv/video/episode/89-93_s10_p7751
アメリカのアラスカ州で開かれていた米中外交トップ会談が終了した。中国側は「中国共産党の地位は人民が選んだものだ」と述べ、アメリカ側に共産党による指導の正当性を強調している。
中国国営の新華社によると、会談で中国側は台湾問題に触れ、「いかなる妥協の余地もない」とコメント。アメリカが進める政府高官の台湾訪問や武器売却の中止を求めた。
香港を巡っては「選挙制度の変更は内政問題だ」として、民主派の排除を進める愛国者による統治の決定を尊重するよう要求。
また、アメリカがウイグル族への弾圧をジェノサイド(大量虐殺)と認定したことには「今世紀最大の嘘だ」と反発。こうした主張に先立ち、中国側は「中国共産党は人民が選び、14億人に心から支持されている」と述べ、共産党体制を正当性を強調。中国の王毅外相は「アメリカに中国の主権を守る決意を見くびるなと伝えた」と、アメリカへの強いけん制を明らかにした。
外交担当トップの楊潔チ政治局委員は「会談は有益だった」としつつ、「双方に重要な相違点がある」とも指摘している。
※楊潔チ:「チ」は正しくは竹かんむりの下にがんだれと「虎」
(ANNニュース)