【COP27】ロシアのウクライナ侵攻で先進国石炭回帰、約束不履行に不満途上国

NO IMAGE

【COP27】ロシアのウクライナ侵攻で先進国石炭回帰、約束不履行に不満途上国

1: 蚤の市 ★ 2022/11/06(日) 23:00:17.33 ID:3f1K0wt79
ロシアのウクライナ侵攻で先進国に石炭回帰の動き、約束不履行に不満募らせる途上国 COP27、エジプトで開幕

 【シャルムエルシェイク=蜘手美鶴】国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が6日、エジプト東部シャルムエルシェイクで開幕した。ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機で、先進国が石炭回帰など温暖化対策に逆行する動きを見せる一方、途上国は洪水や干ばつなど温暖化による「損失と被害」への資金援助を求めている。先進国と途上国の溝が深まる中、各国が「脱化石燃料」の動きを維持できるかが焦点となる。
 開幕式で、議長を務めるエジプトのシュクリ外相は「(干ばつや洪水など)各国で現在起きていることは私たちの教訓であり、地球からの警告だ。『約束』の時間は終わり『実行』するときが来た」と訴えた。
 今回のCOP27は温暖化による被害が集中する途上国での開催となる。アフリカ北東部の大規模干ばつやパキスタンの洪水被害などは甚大で、途上国の利益を代弁する立場の議長国エジプトは、温室効果ガスを排出する先進国の支援強化を求めるとみられる。
 また、先進国は2009年のCOP15で、途上国に年間1000億ドル(約15兆円)の資金援助を約束したが、現在まで目標を達成した年はない。途上国は「先進国は約束を守っていない」との不満を募らせており、COP27では大きな議論になるとみられる。
 議長国エジプトによるとCOP27には約120カ国が参加。7、8日は首脳級会合があり、会期は18日まで。昨年英グラスゴーのCOP26では、各国が産業革命前と比べた今世紀末の気温上昇を1.5度に抑える目標で合意し、石炭火力発電の段階的削減も確認したが、ウクライナ侵攻で先進国では石炭火力に回帰する動きが出ている。

東京新聞 2022年11月6日 21時22分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/212384


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事