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韓国の女性家族部長官、慰安婦問題についてICJ提訴支援を「積極的に検討」 韓国ネットから疑問の声「日本の望みなのに?」
2021年3月1日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・女性家族部の鄭英愛(チョン・ヨンエ)長官が元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんに会い、「(李さんの)望みが実現するよう努力します」と述べた。
鄭長官と李さんはソウル市内の飲食店で昼食を共にし、取材に応じた。李さんは「慰安婦問題について日本政府の責任を明確にするには、国際司法裁判所(ICJ)に提訴し判決を受ける必要がある」と述べ、鄭長官に「最後に助けてほしい」と伝えた。また「被害者が1人でも多く生きているうちに、日本は謝罪すべきだ」と訴えた。
これに鄭長官は「慰安婦問題を知らしめ解決しようと努力してきた李さんが進めようとしていることについて、政府が支援できる部分を積極的に検討したい」と応えた。また「おばあさんたちの思いがしっかり伝達されるよう積極的に役割を果たすことが、私たちのすべきことだと考えている」とし、「被害事実の歴史的な記録を体系的に収集し拡散するため、一層努力していく」と約束したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「李さん、今まで日本がICJ提訴を望み、韓国が反対してきたのはなぜか、分かっててやってるのか?」「日本の影響圏内にあるICJに、日本が望む提訴をしようという理由は何だ?」「あなたが被害者であることは否定しないが、本人が利用されているとも知らず、自分が何をしているのかも理解していない人には興味がない」「まるで政治家だ」「あなたは被害者であるというだけで、英雄ではない」「言動を見ていると、自分が主導したいという欲があまりに大きいように思える。亡くなったおばあさんたちに合わせる顔があるのか?」など、李さんに対する否定的なコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
Record China
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