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【アニメ】初速パワーは「鬼滅」「呪術」超えも… ビッグデータから探る「SPY×FAMILY」の人気について
『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)は、遠藤達哉による日本の漫画。『少年ジャンプ+』(集英社、以下『J+』)2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。 遠藤にとって3作目の連載作品。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送
73キロバイト (9,024 語) – 2022年7月7日 (木) 17:20
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1 鳥獣戯画 ★ :2022/07/10(日) 14:58:33.62
「スパイファミリー」は、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+」に連載中の遠藤達哉さんのマンガが原作です。すご腕スパイのロイドは、敵国の総裁の息子が通う名門校に潜入するため、かりそめの家族を作ることになるのですが、引き取った少女のアーニャは人の心が読める超能力者で、妻になったヨルは殺し屋だったというコメディーです。
ポイントは3人が互いの秘密を隠し、さまざまなトラブルが続出しながらも、絆(きずな)を強めていくところ。読者視点では、それぞれのボロが見えるわけですが、それでいて3人の“家族”の幸せを祈ってしまうのですよね。
さて「スパイファミリー」ですが、ネットでの反応はどうなのでしょうか。ヤフーの行動ビッグデータを元に、生活者の実態や動きを可視化するインターネットサービス「DS.INSIGHT」で、「スパイファミリー」に関して調べてみました。なお数値は、ヤフーで検索された実数ではなく推計値で、日本国内となります。海外のデータは入っていません。
◇検索ボリュームは「スパイファミリー」の圧勝
まず、検索されるタイトル名です。正式表記の「SPY×FAMILY」、カタカナにした「スパイ×ファミリー」「スパイファミリー」とありますが、圧倒的に多いのは最後の「スパイファミリー」でした。
月間(6月)の検索ボリュームは、「スパイファミリー」は約46万に対して、「Spy×Family」は1万強。「スパイ×ファミリー」に至っては数字を挙げるのもためらうほどわずかでした。検索をするときに英語にしたり、「×」を入れるのを(おそらく面倒がって)省いているのですね。海外にも人気がある同作なので、世界に広げるとまた違う結果が出るのでしょうが…。
続いて検索ボリュームの変動について。今年4月のアニメ放送で爆発したのが、グラフからも分かります。ピークは4月の放送開始月で50万越え。その後は緩やかに減少していますが、50万前後はキープしました。放送が終わった7月は半減しそうですが、10月の2期放送が始まるとどうなるか楽しみなところです。
同作は、原作マンガもかなり人気でしたが、やはりアニメ効果は抜群。ですがアニメ化をすればよいわけではありません。数多くのアニメが放送されるだけに、ビジネスで成功と言えるのは一部の作品のみ。「スパイファミリー」は、もともとマンガの人気があるのに、ここまで検索ボリュームが跳ね上がるのですから、大成功と言えるでしょう。
◇検索されたキャラ トップはアーニャ
そして作品と共に検索されたワードに触れます。他作品と同様に「アニメ」や「漫画」「声優」のワードが強いのですが、目立つのは「ユニクロ」「グッズ」「一番くじ」「ガチャガチャ」といったアイテム系のワードです。作品が好きになれば、関連商品が欲しくなって、検索するのでしょう。
そして作品と共に検索されたキャラクター名のトップは、他を引き離してアーニャでした。続いて「犬(アーニャが飼っている)」、妻の「ヨル」、犬の「ボンド」。さらにヨルの弟の「ユーリ」、アーニャの宿敵の「ダミアン」、アーニャの友達の「ベッキー」。その後で、ロイドのコードネームである「黄昏(たそがれ)」が来ます。アーニャの人気の高さに引っ張られて、同世代キャラの強さが目立ちました。
◇アニメ開始の初月は「鬼滅」「呪術」超え
ここまでは「スパイファミリー」単体の作品傾向を見てきました。でも気になるのは、同作がどのレベルで成功したのか。そこで「鬼滅の刃」と「呪術廻戦」の大ヒットアニメと、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」、朝ドラの「ちむどんどん」の検索ボリューム(月間)と比較しました。
以下リンク先で
Yahoo!オリジナルニュース 7.10
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20220710-00304563