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【中国メディア】 キムチ問題であの韓国教授がまた…今度はグーグルに文句
中国メディアの環球網は23日、「キムチ」の翻訳をめぐって韓国教授がグーグルに文句をつけていると報じた。
韓国メディアの報道によると、誠信女子大学のソ・ギョンドク教授は同日、グーグルの翻訳サイトでエラーが発生しているとして訂正を求めた。韓国語と英語で「キムチ(kimchi)」と入力して中国語に翻訳すると「泡菜」と表示されるが、同教授は「中国四川省を起源とする漬物を表す『泡菜』は韓国のキムチとは別物」と主張。キムチの中国語訳を「辛奇」に改めるべきとしている。なお、中国ではキムチは一般に「泡菜」「韓国泡菜」などと表記される。
同教授はここ数カ月の間に、韓国の政府機関や企業がキムチの中国語訳を「泡菜」と表記していたことを指摘し、是正を求めてきた。そして、最終的にその原因がグーグル翻訳にあると判断、今回の訂正要求に至ったという。同教授は、昨年7月に韓国政府が「公共用語の英語翻訳と表記指針」でキムチの中国語表記を「辛奇」と定めていることもその根拠にしている。
環球網の記事は、韓国のネットユーザーからは同教授に賛同する声が上がる一方、「キムチはキムチ。無理に中国語の漢字を当てはめるのはおかしい。『辛奇』の意味は『辛くて不思議なもの』になるがそれでは意味が分からない」といった疑問の声も上がっていると伝えた。
さらに、同教授について「キムチ問題で中国に突っかかってくるのは今回が初めてではない」とし、2020年に同教授が中国のオンライン百科事典「百度百科」の“泡菜(漬物)”の項目の「韓国の泡菜(キムチ)の起源は中国」という記載は誤りであるとして訂正を求めた騒動を紹介している。(翻訳・編集/北田)
Record China
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_896536/