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ドネアに心寄せた辰吉丈一郎 人としての大きさを学んだよ、テレビで子供たちに見せたかった
1: 名無しさん@恐縮です 2022/06/16(木) 21:16:15.11 ID:CAP_USER9
2022.06.15
ボクシングのバンタム級世界3団体統一王者の井上尚弥(29)=大橋=と5階級制覇王者、ノニト・ドネア(39)=フィリピン=の一戦。元WBCバンタム級王者、辰吉丈一郎(52)が心を寄せたのは、39歳で敵地に乗り込んだドネアの思いと、垣間見せた人間性だった。
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オンライン配信に映り込んだ、試合後のドネアのある行動は、辰吉の目にも止まった。
「リングを降りて控室に帰って行くところで、ドネアが転んだスタッフに思わず駆け寄った。条件反射やったけど、普段からああいう人なんやと思う。異国であれだけの試合で全力尽くして息も絶え絶えの状況で。改めてボクサーとして、人としての大きさを、オレも学んだよ」
今も現役としてジムワークを続ける辰吉。39歳で若き強豪との戦いを望み、敵地へ乗り込んだドネアには深い共感がある。
「フィリピンからベルトを持ってきて守るために戦った。でも、獲られた以上は敬意を持って渡す。ボクサーくらいやで、笑顔で渡せるなんて。誰からも故意にやれと言われたわけじゃない。自然にやれるのは、殴り合ったからかもしれんね」
自身も3選手と再戦。ラバナレス、サラゴサ、ウィラポンと死闘を繰り広げた。