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岸田首相、韓国来日代表団と面会検討 「知韓派」林外相が姿勢見極めて最終判断
岸田首相
岸田文雄首相が、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領側が日本に派遣する代表団との面会を検討していることが分かった。代表団が、林芳正外相や日韓議員連盟などとの面会でどのような姿勢を示すか見極めて、最終判断するという。ただ、文在寅(ムン・ジェイン)政権下では「反日」暴挙が繰り返されてきただけに、そのケジメは不可欠だ。
「日本側が(首相と代表団の面会などで)過度に前のめりになれば、間違ったメッセージになり、足元を見られる」
自民党の佐藤正久外交部会長は20日の党会合でこう語った。当然だ。
代表団は国会議員や専門家で構成され、24~28日の日程で来日する。
尹氏は、文政権下で極度に悪化した日韓関係の早期改善に取り組む考えを示している。外相候補に指名された朴振(パク・ジン)氏も、慰安婦問題をめぐる日韓合意について「公式合意だ」と発言したが、隣国の「反日」暴挙はそれ以外にも多々ある。
日本政府は、関係改善に向けて「韓国側が具体的措置」を講じるよう求めているが、韓国側は「日本の譲歩」を期待しているフシがある。
韓国メディアは昨年11月、第2次岸田内閣で外相に起用された林氏について、「韓日関係に関心が高い知韓派」(朝鮮日報)と報じていた。林氏も就任直後、「(日韓関係を)このまま放置することはできない」と語っている。
「政界屈指の親中派」とされる林氏だが、「知韓派」として代表団にどう向き合うのか。一方的な譲歩は許されない。
【文政権下での主な「反日」暴挙】
韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」
韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件
日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定
いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐる異常判決
自衛隊旗(旭日旗)への侮辱
不法占拠する島根県・竹島への韓国警察庁長官上陸
世界文化遺産への「佐渡島の金山」推薦に反発
夕刊フジ
https://www.zakzak.co.jp/article/20220423-HT4P6DWJBFJFDJDOP3L23ERMSU/