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阪神やっと勝った! 首位巨人と7ゲーム差の今こそ試すべき「サード・佐藤輝」
東スポWeb
阪神・佐藤輝(代表撮影)
阪神が5日のDeNA戦(甲子園)に4―0で勝利し、ついに今季待望の初白星。開幕からの連敗を9で止めた。
本拠地・甲子園球場での開幕ゲーム。球場を久々に埋め尽くした3万7408人の観衆に〝春〟を届けたのは佐藤輝明内野手(22)だ。中野の右前適時打で1点を先制した直後の初回一死一塁から、ロメロの投じた初球148キロのツーシームを右越えに1号2ラン。大型連敗に沈む虎党たちを一気に沸かせた。
「もう、めちゃくちゃうれしいです。(フェンス)ギリギリだったんですけど入ってくれてホッとしました。なかなか勝てない日が続きましたが、今日をきっかけに巻き返していきたい」と振り返った佐藤輝。矢野監督も「浜風も吹く中よく打ってくれた。経験もまだ浅い中、期待をかけながら今の打順を任せている」と新たな4番打者を称賛した。
とはいえチームは開幕から10試合を消化し1勝9敗の最下位。すでに7ゲームも開いた首位・巨人との差をここから詰めるのは容易ではない。2日には打線の核でもある不動の一塁手・マルテが右足のコンディション不良を訴え登録を抹消されたばかり。長期の戦線離脱も予想される中、この逆境をチャンスに変えるため「今こそ一塁・大山、三塁・佐藤輝の新布陣を試すべきだ」との声が球団内外から上がっている。
マルテ離脱以降も佐藤輝は右翼手として出場。一塁に大山、三塁には糸原を配置する形を阪神ベンチは選択している。だが「これからのチームの10年を考えれば、一塁に大山を置き、将来性とスケールの大きい佐藤輝をアマ時代からの本職である三塁に固定し鍛え上げたほうがいい」(OB)との意見は球団内外で根強い。
チーム関係者も「今年の春季キャンプでは佐藤輝を三塁で何度も起用してきたわけだし、今こそ佐藤輝のサードが見てみたい。空いた右翼のポジションでは江越を使ってみれば面白いのでは? ラオウ(オリックス・杉本)との自主トレで課題の打撃も随分良くなったし、もともと守備走塁能力は球界トップクラス。マルテがいない今だからこそ試す価値がある」と苦境打開には思い切った策を今から打つ必要があると力説する。
矢野監督にとっては指揮官最終年となる2022年のシーズン。チームの浮上策としてだけではなく、将来への遺産を残すためにも、早いタイミングでの決断が求められることになるが――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f4d01203359a65b378ee0d70cb350436c124ad
本人はメジャー行きたいんだからサードじゃ無理ゲーすぎだろ