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阪神・中野拓夢内野手が1日の巨人戦(甲子園)に「2番・遊撃」として先発出場するも2打数2三振1失策。4回の守備から小幡と交代した。試合後・矢野監督はこの采配の意図について「(中野から)気持ちを感じなかったから」と説明。事実上の〝懲罰交代〟であると明かした。
第1打席で空振り三振に終わった中野は、続く4回無死一塁で回ってきた第2打席でも見逃し三振。守備では3回に先頭・吉川の遊撃へのゴロをファンブル。背番号51の失策はこの回の2失点に直結した。
指揮官は「ちょっとね最近、(気持ちが)弱いというか…。何とかしようという気持ちが、ないわけじゃないんだけど、どうしても後から行く奴(ベンチ要員)は試合に出たい奴ばっかりだし。(小幡)竜平や(木浪)聖也も必死やし。(中野も)毎日試合に出続けながらそういう気持ちを続けていくのは簡単ではないとはいえ、そういうことをやっていかないと、あいつの成長もない。そういう意味ではアイツの『気』というのが出ている感じがしない」とピシャリ。球団ワーストの開幕7連敗を喫した今だからこそ、ナインたちのより一層の奮起に期待を寄せた。