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バーで酔っぱらった勢いで女性とLINE交換。ランチに行って「その正体」に驚愕
久しぶりの仲間との再会。しかも飲み会ともなればお酒のピッチはどんどん上がりますよね。でも、飲みすぎによる失態には要注意です。今回はコロナ前、酩酊状態でLINE交換した相手と驚きの展開を経験した男性のエピソードを紹介します。
友人と再会!飲みすぎて泥酔
仕事が休みの日に、幼馴染たちと久々に飲むことになった大翔さん(仮名・24歳)。週末には酔っ払いで賑わうといわれる地元で有名な居酒屋通りを、友人4人で飲み歩くことになったそうです。
「全員が集結したのは成人式ぶりでした。それぞれ遠いところに住んでいるなか、奇跡的に全員の都合が合ったのでみんなは大盛り上がり。久々に交わされる会話にお酒が進んでみんなベロベロになっちゃいました。ちなみに僕は、途中からの記憶を飛ばすほどでした…」
何軒かハシゴした後に大翔さんたちは解散し、大翔さんひとりだけ地元のこじんまりしたバーに寄っていったそうです。しかし、そんな記憶は全くなく、気がついた頃には既に帰宅していました。
身に覚えのない人からLINEが
二日酔いの気持ち悪さと共に起床した大翔さん。スマホの通知を確認すると、M美という身に覚えのない人からのLINEが届いていました。
「酔っぱらった勢いで連絡先を交換していたらしく、M美という女性から『昨日はバー○○で奢ってくれてありがとうございました』というLINEの通知があったのですが、もちろん全く記憶になく……。知らないうちに奢っちゃうなんて我ながら羽振り良いなと思いましたが、万が一、粗相なんてしていたら申し訳ないと思い、その旨を返事しました」

すると、当時の様子や身の上についても明かしてくれるM美さん。聞くところによるとどうやら多少は粗相していたそうです。そんな時、数日後にM美さんからランチのお誘いLINEが届きます。
「奢りのお礼ということで誘っていただきました。僕自身も粗相してしまったので、その謝罪もしたいと思い行くことにしました」
M美さんとランチに行くことに

いよいよランチ当日、2人はテラス付きのお洒落なレストランで会いました。
「M美さんは、清楚でお綺麗な方だなという印象でした。その反面書類がたくさん入りそうな、かなりマチが広いレザーのカバンを持っていたのをよく覚えています」
他愛もない雑談のあとテーブルには食事が運ばれしばし遅めのランチを楽しんだ2人。少し打ち解けたあと、話題はあの酔っ払った夜の話に。
「あの時期は自分自身悩み事だらけでした。仕事がうまくいってなくて、彼女にもそのことを伝えずに八つ当たりばかりして喧嘩。いろんなストレスが重なり他の女性にはけぐちを求めている自分がいたのも確かです。だから、あんまり覚えていませんが、M美さんを前に色々話したんだと思います……わー、でも全然覚えてません! ごめんなさい。でも、M美さんはそんな僕の話を真剣に聞いてくれていたそうなんです」
大翔さんは少し照れくさそうにそう語ってくれました。
M美さんの正体はなんと「◯◯」
しばらくして、M美さんはお手洗いに行くために席を外します。窓の外で行き交う人たちに目をやりながら彼女を待つ大翔さん。それから数分後、やっと戻ってきたかと思えば、なんとM美さんの後ろに自分の彼女であるR子さんが…。2人が目の前に座り、あまりの突然の出来事に大翔さんは茫然としてしまいます。
「その時は全く状況を理解できませんでしたが、あとから話を聞くと、M美さんはなんと探偵だったそうです。バーで会ったあの夜は彼女にとっては計画的なものであり、僕のことをマークしていて機会を得て接触を試みていたそうです」

つまり、彼女であるR子さんは、近頃の大翔さんの動向を不審に思い、素行調査をM美さんに依頼していたのです。
「M美さんは、僕が八つ当たりしていた理由を彼女にも伝えてくださり、彼女もそうだったんだと頷いてくれました。でもよく考えると、仕事で悩んでいることを彼女に正直に話さず八つ当たりしてしまったことが、ここまで至らしめた一番の原因だと思い、彼女を不安にさせてしまったことを心から反省しています」
あれから大翔さんは後日改めてR子さんにLINEで謝罪。R子さんも寛大な心で許してくれて、もう一度新たにやり直したそうです。
<TEXT/ダイフク>
【ダイフク】

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