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北米プロアイスホッケー(NHL)のロシア人選手が亡命を検討開始
東スポWeb
アイスホッケー・NHLのロシア人選手が亡命を検討開始=露メディア報道
NHLには多くのロシア人選手が在籍している(写真はワシントン・キャピタルズのアレクサンドル・オベチキン、ロイター=USA TODAY Sports)
北米プロアイスホッケー(NHL)でプレーするロシア人選手たちが、ウクライナ侵攻に対するスポーツ界の制裁を受けて米国へ亡命する可能性が出てきた。
NHLではロシア人の有力選手が多く、ウクライナ侵攻後もプレーを続けている。そうした中、ロシアメディア「OSN」は「NHLでプレーしている多くのロシアのホッケー選手は国を離れることを余儀なくされ、クラブとの契約を終了するリスクがあるため、米国での居住許可または亡命の取得を検討している」と報道した。
すでに選手たちと所属クラブが、移民関連を専門とする弁護士とともに申請書を提出について協議を開始。NHLのビザ担当弁護士を務めるジョー・カークウッド氏は「制裁について懸念がある。米国とカナダはほぼ毎日のようにロシアに新しい制裁を課しており、ホッケー選手に対する新しいビザの発行に何を意味するか予測することは不可能だ」と指摘。米国政府が現在選手たちが保有しているアスリート用のビザを取り消す可能性は低いが、選手が新しいビザを取得するのは困難になるリスクがあるという。
ただ、NHLのスター選手の中にはロシア代表も多く、大量亡命となればロシア側の反発も必至。今後の動向に注目が集まる。
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